先週末から始まったサッカーワールドカップ南アフリカ大会。すっかり私はワールドカップシフトで、中継を見るのが困難な場合は、NHK BSで録画放送を鑑賞するなど、世界レベルのサッカーを楽しんでいる。これまで7戦をテレビ観戦している中では、アルゼンチン対ナイジェリア戦、イングランド対アメリカ合衆国戦が面白い内容だった。もうJリーグ等は見なくなって久しいが(プレミアリーグとかブンデスリーガ等は機会があればテレビ観戦している)、これだけレベルの高いサッカーはやはり見ていて面白い。
さて、そんな中、我が国は今回4年連続で本大会出場しているが、期待の大きさはともかく冷静に見つめれば、非常に厳しいものといえる。過去3回の成績を見ても、
1998年 フランス大会(岡田監督)
● 0-1(対アルゼンチン)
● 0-1(対クロアチア)
● 1-2(対ジャマイカ)
2002年 日本・韓国大会(トルシエ監督)
△ 2-2(ベルギー)
○ 1-0(ロシア)
○ 2-0(チュニジア)
● 0-1(トルコ)
2006年 ドイツ大会(ジーコ監督)
● 1-3(オーストラリア)
△ 0-0(クロアチア)
● 1-4(ブラジル)
このように自国開催の2002年を除けば、1勝もあげていないのが現状である。その2002年の大会も、決勝トーナメント1回戦でトルコに敗れたのであった(上表では赤文字で表記)。今大会は同じブロックにカメルーン、オランダ、デンマークと強豪揃いで、どうしても「神風」とか「精神論」とか、若干ましだが「隙を突く」とかに縋ってしまうのもやむを得ない(苦笑)。まぁ、そんなことよりも観戦を楽しみにしていることは間違いない。とはいいつつも、その前に行われるオランダ対デンマーク戦の方が本当は楽しみだったりするのだが。
2010年6月15日 追記
日本、勝ちましたね。1-0、というスコア。そして内容。見ていて久しぶりに熱くさせる日本代表の戦いぶりに敬意を表します。我が国以外のマスコミは「意外な勝利」としていますが、番狂わせでも何でも勝ちは勝ち。アウェーでの初勝利ではあるが、この初勝利だけでは先はない。オランダ対デンマーク戦を鑑賞した限りでは、とても勝てそうな相手に見えないが、1勝2引分で乗り切れれば…。
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