馴染みの店がなくなるというのは、悲しいことである。また一軒、馴染みの店がなくなってしまった。
「いつもご来店いただきありがとうございます。」に始まり、閉店のあいさつが書かれている。65年の長きにわたって、とあるが計算すればまさに戦後からのスタートだったのだろう。
だが、馴染みと言いつつも、ここに行くのは年に数回程度。しかも持ち帰りがほとんどだったので、店内の印象はそれほど記憶に残ってはいない。しかし、東京都大田区矢口・下丸子方面に出張した際は、必ずといっていいほど立ち寄った店なのであった。
山縣屋さんとは、上写真をご覧いただければおわかりのように、鰻の蒲焼き割烹のお店。東急多摩川線武蔵新田駅改札を出て左に進めばすぐ、そして立地の良さから、地域のランドマーク的存在だと思う。それが閉店してしまうとなると、今度ここには何ができるのだろう?
まぁ、そんなことよりも65年という年月に敬意を表し、お疲れ様でしたという感謝の念を抱きつつ、ただ残念と思うばかりである。で、何で日曜日にこのあたりをぶらついていたのかについては、今後の記事で明らかになるだろう(と予告っぽいことを言っておく)。
山縣屋さん永年お疲れ様でした。
以前は武蔵新田に通勤していたのでたまに利用させていただいていました。
2010年3月に通ってみると更地になっていました。
その隣にあった浅野屋?さんという名前だったと思うのですが、蕎麦屋さんも取り壊してクリーニング屋さんとパン屋さんになっていました。
投稿情報: ヨウスケ | 2010/03/03 12:57
ヨウスケ様、コメントありがとうございます。
既に更地ですか…(とはいいつつも閉店後9か月で駅前であれば当然か)。
建物自体は、記憶違いでなければ2階にあがるのも憚られるほど痛みが進んでいたようなので、取り壊されるのは仕方がなかったのでしょうが…。なじみの風景がなくなるのは残念ですが、今度見に行ってみるとします。
投稿情報: XWIN II | 2010/03/04 06:57
今日前を通ったのですが、小さい看板が出ていました。
近日OPEN 24H P
何か新しいお店ができるわけではなく、コインパークになってしまいそうです。
投稿情報: ヨウスケ | 2010/03/10 10:36
ヨウスケ様、コメント&状況報告ありがとうございます。
今度見に行ってみるとしつつ、まだ入ってはいないのですが、あの角地の駅前一等地がコインパーキングとは…。一時的な利用形態なのでしょうが、敷地形状からしてそんなに留められないだろうなぁと。
諸行無常ですねぇ。
投稿情報: XWIN II | 2010/03/10 13:19