たかが500mlの水に1,000円も出す? 水資源の豊富な日本では考えられない価格だが、「太陽王の水」というふれこみで、かのフランス王ルイ14世が愛飲したという「Chateldon」(シャテルドン)を飲む機会に恵まれた。「Chateldon」のスペックは以下のとおり。
名称:ナチュラルミネラルウォーター(天然微炭酸)
原材料名:水(鉱泉水)
内容量:500ml瓶
採水地:シャテルドン(フランス オーヴェルニュ地方)
参考価格:1000円(税別)
関税がたっぷり含まれている値段だと思うが、それにしても高い。自分で買ってまでして飲もうとはまったく思いもしないが、いただきものなので感謝はしつつ遠慮せずに飲んでみた。
pH 6.2、ということでやや硬めの水といった印象だが、特別プレミアムだとは思わない。おそらくコップに入れられて出されたなら、「ああ、これはシャテルドンだね」なんて言えるはずもない(苦笑)。間違いなく利き水ができる人以外は、太陽王のパッケージに包まれた瓶に入った状態で出されなければ、プレミアム感を演出できないだろう。
逆にこの瓶にハンガリーあたりで売られている、安価だがかなり硬いミネラルウォーター(いちいち発泡と断らないが、欧州においては一般的なミネラルウォーターは発泡水であり、そうでないものはわざわざ発泡水でないと断っているのが通常)に入れ替えたなら、「さすが、シャテルドンは一味違うね」などと言いかねない(苦々笑)。
そういった気分で飲むのが、「Chateldon」の飲み方なのかと思ってしまった。
「一般的なミネラルウォーターは発砲水であり・・・」
かなり危険な水ですね。今後、ご注意のほどを。
投稿情報: miyasan | 2007/08/18 18:40