世間ではGW(ゴールデンウィーク)ということで、海外旅行に行くのが云々とか言っているが、わざわざ混雑していたり料金が高い時に行こうと思わない私なので(その時期にしか行けないという方もあるだろうがそれはそれで)、今回のGWは基本的には近場で済ましつつ、のんびりするのをモットーで行こうと考えている。我が社でも5月1日及び2日は休みとしている部署は多いが、私の統括しているところは残念ながらそうではない。休むのは構わないが、1日か2日のどちらか一方のみを認め二日間続けて休むのは御法度とした。こういうのは早い者勝ちとなりがちなので、鋒を制したのだが、普段誰構わず休みを入れたがる輩からは不評だが、そうでない人達には好評を以て迎えられたようなので、来年もそうしようと思っている。と、我が社の都合はどうでもよく、そんなわけで私も今日から5月6日までの連続休暇ではなく、5月2日のみ出勤する前半と後半に分かれた休暇予定としたのである。で、その初日。一昨日(26日)オープンしたばかりの渋谷ヒカリエに行ってみることにした。
渋谷への行き方は、出発する場所によって様々な方法があるが、今回は東急東横線を利用し、ここの終点(始点)渋谷駅から向かうことにした。理由は、地上に存在する東横線の駅はあと何か月(十数か月?)程度しかないため、思い出(苦笑)として記憶にとどめておこうという狙いからである。
東横線ホームは、ご覧のように渋谷ヒカリエの広告がほとんどで、天井から吊されたセンスあるオブジェが目立つ。渋谷ヒカリエの地にあった、かつての東急文化会館はこの東横線2回改札からそのまま屋根付き歩道橋を経て直結していたが、東横線が地下化した後はどうなるのだろう。JR山手線や東京メトロ銀座線、京王井の頭線との兼ね合いもあるからなくなることはないだろうが──
いきなり通路は行き止まり状態で、看板には右方向矢印と「渋谷ヒカリエ」はこちら的案内をする人が立っていて、まぁ迷いようはないのだが、私的には通路が遮断されていることに驚かされた。
というのも、横断通路は従来のものは撤去予定なのか、完全に通行止め扱いとなり(上写真で見ると左側の方)、右側に新たな横断通路ができており、ここが渋谷ヒカリエに直結するようになった。単に老朽化のため作り替えたのか、渋谷ヒカリエとのデザイン性に由来するのかはわからないが、通路は付け替えられたことが確認できた。
通路を抜ければ、渋谷ヒカリエ入口(2階)となる。右に見える入口を入るとロクシタンやラムフロムがあり、どうやらここは女性向けのショップ集合体のようである。入口に立っていたおっさん(失礼!)も私にはチラシを手渡そうという気配すらなく、私より遠くを歩く女性にチラシを手渡そうとするなど差別扱い(笑)。
今流行のタッチパネル式フロアガイド。どうやら、地下3階~地上5階まではShinQsとか言うようで、この端末をいじってみれば、なるほど…ShinQs自体が女性向けだと判明。そうであれば、こんな所にいても面白くも何ともないのでさっさと退散。
一階まで降りて外から見れば、確かにShinQsというロゴもある。渋谷ヒカリエとは全体を指す名称で、ショッピングフロアをShinQsというようだ。なお、8階の一部には渋谷区区民サービスセンターや渋谷区防災センターといった行政施設も入居するが、お役所仕事らしく同日オープンとはいかず、6月4日オープン予定とか。
地上1階部分。ここを見る限り、渋谷ヒカリエのメイン入口はここではなく、2階の方だと強く感ずる。ただ、今回は行かなかったが、地下3階は東京メトロ副都心線と直結しており、先にふれたように東急東横線は地上2階から地下3階に異動、副都心線と相互直通運転を行うようになるので、東急電鉄としては2階よりも地下3階を主要導線としたいのではないかな…と思ってみたり(東急田園都市線もあるのでそんなことはないだろうが)。
渋谷ヒカリエを背にすれば、東急東横線のホームがよく見える。こうして見ることができるのもあと一年ほど? 平成24年度には東急東横線が副都心線と直結すると言っているので、もうしばらくしたら見納めになるか。隣接する東急百貨店東横店も、近いうちに取り壊しが決まっているので、渋谷の街も大きく変わっていくのだろう。
ちょっと離れてみたところから撮影。新しい歩道橋がちょうど円形のところ(アーバンコアとかいうらしい)の正面につながっているのがわかる。ずらしたのはやはり老朽化というよりは、デザイン性を重視したというところか。
で、渋谷ヒカリエの上の方。真ん中付近は東急シアターオーブがあり、さらにその上はオフィス棟となっている。今回は私事で出かけたので上の方には用はないので行かなかったが、仕事であればここに入居する企業に行く用もできるはずなので、その時はここからの眺めが楽しみである。そんなこんなで今回はここまで。
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