サーバ側のエラーもひどいが、それ以上に悪いのはクライアント側のエラー。オフラインでプレイできることは限られてはいるが、このわずかな楽しみをも奪おうというのがシェルノサージュのすごいところ。巷間言われているC2-12828-1エラーがついに私のPlayStation Vitaでも発生した。
以下のアプリケーションでエラーが起きました。
(C2-12828-1)
シェルノサージュ~失われた星へ捧ぐ詩~
これは、PlayStation Vita側(OS)から出されたエラーメッセージで、いよいよゲーム機もまともなOSを搭載するようになったものだと感心しつつ、エラー発生源の「シェルノサージュ~失われた星へ捧ぐ詩~」は本当に救われない状態になっているなという印象。
この「C2-12828-1」エラーについては、SCEから出されている開発ツール等のエラーメッセージ一覧あたりに載ってるだろうが、おそらく「致命的エラー」なのではないかなと思う。私の場合は幸いにして回復可能なC2-12828-1エラーだったのだが、スタート画面にたどり着く前にC2-12828-1エラーが発生する事象もあるようで、こうなってしまってはゲームをプレイするどころではない。まさにカネ返せ!という正統的権利を得ているというだけでなく、賠償してもらってもいいほどだろう。
(私の場合、採取するアイテムを選択・削除を繰り返している時に発生。OSは生きていたので、PSボタン長押しで終了。再スタート後、すぐにContinueだとイオンちゃん立ちっぱなしとなってしまうので、New Gameを選択。直後のセーブデータを初期化するか的なメッセージでは初期化しないような回答を選択して再開させ、何とか回復できた。運がよかったと言えるだろう。)
それにしても、サーバエラーを頻発させる一方で、クライアント側(ゲーム機側)も致命的エラーを出し、それが単にシェルノサージュがプレイできないだけならまだしも(それはそれで大きな問題だが)、その対処方法の提供の仕方があまりに国語の成績が赤点ではないかと思うほどレベルの低い表現方法で、メモリカードの全データをフォーマットさせてしまうかのような表現を出し、すぐに差し替えるなどサーバ、クライアント、そしてサポートのすべてが最悪という状態。
ここまで来ればもうぐだぐだするのではなく、全品回収及び返金、加えて補償を行うべきだ。そして、SCEは見て見ぬふりをするのではなく、積極的にユーザの救済に乗り出してほしい。そんなことを主張しつつ、今回はここまで。
2012年5月2日午後10時08分追記
シェルノサージュ、バージョン1.02があがったみたい。早速アップデートしてみたが、さて!
2012年5月3日午前7時33分追記
明らかにまっとうなテストを行っていたとは思えない(あるいはリリース前のデバッグ時にはもっと凄まじい不具合の嵐で隠されていた?)シェルノサージュ。昨日夜リリースされたバージョン1.02パッチデータの不具合修正は主なものだけでも13項目が列挙されている。中でも致命的な進行不可、初期化せざるを得ない不具合についての対応を行っているが、まだまだ根治ができていない模様で「一刻も早い原因究明を行い、正常な状態にすべく精進して参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。」(パッチVer.1.02 バックアップデータご利用について に記載)とあるように、問題発生時にはバックアップデータを利用してほしいという対応に過ぎない。まぁ、何もしないよりははるかにましなのではあるが、精進してまいります、と言われたところで慰めにもならないことは確かだろう。
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