昨日は田町(住所的には東京都港区三田)に出張していたので、ちょっとした合間に港区立港郷土資料館(三田図書館の4階、ゼンリンの電子地図で示すとここ)まで出かけてきた。理由は、
特別展 江戸図の世界が開催されているからである(港区のポータルサイトにある宣伝ページ参照)。場所的にそれほど広くはないが、それでも多くの江戸図が展示されており、じっくり鑑賞するなら数時間などあっという間だろう(反面、あまり興味のない人は数分)。圧巻は、江戸手描き図「安永手書江戸大絵図」(南北5.55メートル、東西3.93メートル。上写真でも床面に展示されている様子がわかるだろう)で、これを見るだけでも行く価値があった。
この大絵図は、この特別展のために作成された図録(1,200円)にも、縮小版だが付録で付いているので即購入。図録そのものも、多くの江戸図がきれいに印刷されており、これで1,200円とは何とお買い得なのだろうと感じた。東京都港区は、かつて「東京都港区近代沿革図集」という素晴らしい資料を刊行したことで知られるが、まだまだ健在なりといった印象を得つつ、今回はここまで。
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