振り返りもその5。今のところの考えでは、あと数回程度(あるいは明日あたり)で終わる予定。
これは、JR北新地駅に掲げられていたタイトル無しの長文書。平成22年9月という、きわめて最新の年月が明記された西日本旅客鉄道株式会社(いわゆるJR西日本)代表取締役社長名義の文書である。内容は、106名の犠牲者を出した近年にはない最悪の鉄道事故の一つ、福知山線脱線衝突事故に関するお詫び文のような印象だが、宛名(お客様へ、とかご利用の皆様へ、等)や標題がないため、本当にお詫び文なのかは定かでない。理由は様々なものが邪推できるが、宛名や標題の無いところを見ると、あとでどうとでも言い逃れできそうな印象を強く受ける。要は、受け取る側がどう受け取るかに委ね、お詫び等と受け取ってくれれば儲けものということかもしれない。
問題は、なぜこの時期にこのような文書が掲示されたのか。興味は尽きないが、旅先のことなのでこの程度に止めておく。
「ビールディング北新地」。ビルディングではなくビールディング。Buildingをビールディングとはなかなか読めるものではないが、そこはさすが大阪、そんなさえない理由で命名されていない。
そう、ビール(Beer)なのである。「ビールディング北新地」は、この「国産ビール発祥の地」向かいに建つビルディング、いやビールディングなのだ。しかも、この「ビールディング北新地」の1階半分ほどは酒屋でもあって、推測だがビルオーナー経営っぽい。駄洒落を細かく説明するものではないが、ビール発祥の地に近く、自身も酒店経営なので、その建物名をビールディングとしたという流れ。けっしてビルディングではないという主張をこの「国産ビール発祥の地」碑とセットでないと理解できないという、何という奥の深い世界であろうか(ビールなので苦、笑)。
続いては、大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の心斎橋駅エスカレータ横。おそらく最初は、御堂筋線と四つ橋線の案内しかなかったと思われるが、今ではお手製の様々な案内図が統一的デザインなど知ったことかという感じで、勝手にアピールしている。なぜか「上りエスカレータ」の案内が距離をほとんど置かずに二枚も貼られているが、これが何を意味しているかは不明である。深遠な理由があったらご教示いただきたいものだ。
といったところで、今回はここまで。
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