振り返りその4。
これは、京都寺町三条あたりにあった「黒酢や宗兵衛」跡にできた手作り京がまぐちの店の看板。2年ほど?前に京都に来たときにはこんな店ができていたのかと思っていたのも束の間、既に閉店となり今では吊り看板にその名が残るのみ。調べてみたら、2007年2月23日オープンで2009年9月23日閉店ということで、様々な観光ガイド等に掲載してみたものの、採算取れずに撤退となったのだろうか? いずれにしろ、2年半ほどでは損益分岐点云々できるものではないので、救われないほど営業成績が悪かったのか、いわゆる諸般の事情で撤退したのか…。撤退して一年ほど経っても看板がそのままというのが切ない(笑)。
そして、これは六角堂をそれなりの高さから眺めたもの。六角堂はその名のごとく、六角形をしているのだが、地べたで見ている限りではなかなかそれを感ずることができない。だが、上からの眺めでは六角形であることがよくわかる。六角堂周辺には高いビルが多くあり、このような風景(借景)は珍しくないと思われる。まぁ、一般論としては自宅からの眺望というのは日常風景になってしまうので、あまり感動が続くものではないのかもしれないが…。
こちらは嵐電こと、京福電気鉄道嵐山本線の四条大宮駅切符売り場付近。何と「嵐電は土・日・祝日 こども運賃が無料です。」とある。もっとも、こども運賃の対象は12歳くらいまでのはずなので、大人に旨みはないのはもちろん、修学旅行(今時京都?と言うなかれ。意外にと言っては何だが、京都旅行期間中、修学旅行生と思しき中高生はたくさん見かけた)で来ている中高生も対象外。嵐山本線沿線は、どう見ても土日祝日に小学生以下が喜んで見るような場所はあまりなく、コストがかからない割にはよい宣伝と言えるのかもしれない。
この看板は、京都島原地区内にある駐車場にあり、近くにある「誠の湯」(名前からして新撰組を意識?)の駐車場ではないと力強く主張しているのが印象的である。日本語難しい(笑)と感ずるのは、最後まで読まないと意味が通じないことで、「誠の湯の駐車場」までで早とちりしてしまうと看板設置者の意図と逆効果になってしまうことである。もとより日本語しか書かれていないので、対象は日本語をある程度理解している人向けであるのだろうが、国際観光都市京都でしかも島原地区内であることから、この看板で大丈夫なのだろうかと余計な心配をしてしまうのである。
といったところで、今回はここまで。
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