今日は絶好の花見日和だ、ということで散歩がてら大岡山(住所的には半分程度が大田区石川町が大半)の東京工業大学へ出かけた。
本部前のオープンスペース(桜並木ウッドデッキというらしい)両側には桜の木があり、おそらくここが東工大では一番の花見スペースなのだと思う。もっとも私の目的はあくまで散策なので、ブルーシートを敷いたりとか場所取りなどをするつもりはまったくない。みなさん、お疲れさん!
とはいえ、キャンパス内にも桜の木はけっこうあって、歩いているだけでも花見はできる。
東工大に来たら、やっぱり東急目黒線及び大井町線を跨ぐ橋からの眺めでしょう。ということで来てみたら、なんと富士山がみえなくなってしまっているではないか(驚)。1年半ほど前の当blog記事「東工大(大岡山)の東京富士見坂…?」で、ここが「関東の富士見百景」の一つに数えられているとご紹介したが、上写真でわかるように線路右側に見える巨大ビルによってだいぶ隠されてしまっているのだ。この巨大ビルは東工大のグリーンヒルズ1号館(環境エネルギーイノベーション棟)で、自らの建物によって景観をぶちこわしたといえなくもない。比較用に、1年半ほど前の写真を以下に示す。
目立ちますなぁ、グリーンヒルズ1号館(環境エネルギーイノベーション棟)。こちらの写真では影形すらない。ちなみに富士山の見えるのは遠くに見える高圧線鉄塔左側あたりである(上写真では雲に隠れて見えない)。
さて、続いては。
すべてのキャンパス内の桜を見たわけではないが、私が気に入ったのはこの一本。大岡山西9号棟付近のもので、この下で読書できたらどんなにいい気分だろうと思ったが、やめた。
花見とは関係ないが、今の時期ならではの教科書販売所(臨時、かな)。私もかつてはこういうところに並んで買い求めたっけ(遠くを見る目)。ふぅ。
結局のところ、花見は本部前のウッドデッキ付近で楽しんだ。一週間後はもうこうなっていないだろうなと思いつつ、今回はここまで。
東工大というのは、割と校内散策自由な雰囲気ですね。
百年記念館に「東京工業大学キャンパスガイドブック」が置いてあるので、それをごらんになると、桜の位置などもよくわかるようです。
東エリアに岡部門というのがあり、そこに「巨大な桜は一見の価値あり」という桜とともに、桜並木が描かれています。
ここらあたりは、加藤山という山があり、緑深い場所みたい。
……実際ここはまだ行ったことがないのですが。
私が行ってよかったのは、「北地区」と言われる、緑ヶ丘駅近くの西門のあたり。
ここにも桜並木があります。北実験棟が並んでいるところです。
桜の季節でも、ここは穴場スポットなんじゃないかな。ガイドにも「知る人ぞ知る美・散歩道」と書いてあります。
我々一行は、ここの卒業生の級友に案内してもらって、こちらを主に歩きました。
緑が多くて気持ちよかったです。
投稿情報: りっこ | 2012/04/12 10:10