この連休中にちょこちょこと進めていこうと思っていたPlayStation Vita用ゲーム「シェルノサージュ」だが、相変わらずのゲームサーバ混雑でつながりにくい状況が続いているのに加え、ついにハードウェア障害に責任を擦り付けようという展開になっているようである。ガストのシェルノサージュサポートページ内のサーバー情報には見るも無惨なメンテナンス告知の嵐が続いているが、Final Fantasy XIをリリースした時代ならともかく、ネットワーク環境も整備され、また経験が積まれている今日において、言っては悪いが初歩的なことすらできていない印象を強く受ける。ストレステストをまともにやってこない結果がこれだと断言するのは簡単だが、どうにもそれ以前の初歩的なところでの躓きに思えてならない。
今日(30日)時点で、シェルノサージュが発売されて5日だが、まともにゲームサーバが動いていたのは昨日(29日)だけ(それでも混雑を理由にしたエラーは発生していた)で、それ以外は午前ないし午後の両方あるいはいずれかで、まったく接続できなかったり緊急メンテナンスでゲームサーバが起動すらしていなかった。始末に負えないのは、シェルノサージュはNew Gameで開始する際、ゲームサーバにアクセス・登録しなければならない必須事項であるにもかかわらず、このアクシデントの期間はゲームを始めることすらできない(正確に言えば垂れ流しムービーのみ再生可能)。あまつさえ、ユーザに不安をもたらすメッセージを出すのだ(「このセーブデータは古い可能性があります。古いセーブデータを使用すると、サーバーとの整合性が取れなくなる危険性があります。続けますか?」とか「セーブデータとサーバーとの整合性が取れません 最新のセーブデータで起動して下さい」とか。これらがプレイを開始すらしていない状況で出るのだから失笑してしまう)。
こういっては何だが、ガストは商品(製品)と称してユーザに対し、ベータテスト…いやアルファテストを有料で行わせているようなものである。有料といってもユーザに金を支払うのではなく、ユーザから金を取ってアルファテストを行わせている。実にお気楽なものである。これだけの失態を演じたからには、ユーザ情報をPSN(今は違う名前になったんだっけ?)まで含めて管理しているガストのこと、当然個々のユーザ全員に対して全シナリオ無料配布くらいのことはやってもいいだろう。みんなアルファテストに協力してあげてるんだからね(呆笑)。
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