今日(24日)の午前中、「地上アナログ放送、一部地域を除き本日終了」という記事を書いたが、ついに午後0時をもって一部地域を除き、我が国の地上アナログTV放送は終了した。
NHKは総合、教育(Eテレ)共々同じ画面で、グラデがかったブルーバックに黄色や赤、水色浮き出し表現を使った派手な文字で「今後はデジタル放送でご覧ください」とアピール。
民放第一号の日本テレビ(日テレ)は、昔のニュースのように単なるブルーバックに白い文字で表現。モノクロ(白黒)テレビでも一定の効果を持ちそうなシンプルな画面である。「今後はデジタル放送をお楽しみください。」と民放ならではの楽しみを主張しているようである。
さて、東京放送(TBS)は文字が多い(笑)。「長い間、TBSテレビのアナログ放送をご覧いただきありがとうございました」とお礼が入り、「今後はデジタル放送の番組をお楽しみください」と放送でなく番組(コンテンツ)をアピールしているのが注目だろうか。
続いてフジテレビ。「今後はデジタル放送をお楽しみください。」とそれだけだが、注目は問い合わせ先が時間制限を設けてあり、午前9時30分から午後9時までしか受け付けないという点にある。正直、これだけ長期間告知しているのだからいい加減にしてくれという思いが透けて見えなくもないが、気持ちはよくわかる。
続いてテレビ朝日(テレ朝)。「今後はデジタル放送をお楽しみください。」と同じような感じ。ここまで見てきて、民放はブルーバックに白い文字が基本だとわかる。NHKだけが例外だ。
最後はテレビ東京(テレ東)。何とも面白みのないもので、「今後はデジタル放送をお楽しみください。」というものも他民放同様。あえて違いを見出すなら、問い合わせ先が単にテレビ東京としかなっておらず、視聴者窓口等をうたっていないことくらいだろうか。
最後に、まぁこれもどうでもいいことだが、各局の問い合わせ電話番号が面白い。
- 日本テレビ=末尾が4444
- TBS=末尾が6666
- フジテレビ=末尾が1111
- テレビ朝日=末尾が5555
- テレビ東京=末尾が7777
となっており、フジテレビ以外はすべて地デジのチャンネル番号となっていることである。おそらくフジテレビは8888がおさえられたかこだわらないかなどの理由があったと思うが、どうでもいいといえばそのとおり。
そんな感じでTV地上アナログ放送の最後の画面を眺めつつ、今回はここまで。
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