今回のネタはこれ。
左写真は、東京高速鉄道(現在の東京地下鉄、いわゆる東京メトロの前身の一社)開業時の虎ノ門駅入口(後ろに東京市電が見えます)。そして右写真は、現在の東京メトロ南北線、麻布十番駅入口です。道路下に鉄道が走り、駅も併設されていることからどうしても利用するには地下に潜るしかなく、そうそう入口の構造は変わらないので、70~80年の歳月を経てもそうそう変化しないってことか。
いつも今昔写真で思うことは、女性の変化のすごさ。男性は言っちゃあ何だがほとんど変わっていない(特に大正時代以降のサラリーマンとか)が、女性はもうファッションはもちろん、仕草というか何というか、とにかく写真写りからして違うのだ。
と、そんなことを考えながら今回はここまで。
虎ノ門のデザインは当時流行したモダニズムの流れでしょうか。背景は文部省のようですが、後ろの建物は未だ霞ヶ関ビルができるまえですので分かりません。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/05/08 16:13
女性の変化は、見た目もありますけど、言葉遣いなんかもあるかもしれませんね。
最近、昭和初期の本をずっと読んでいるんですけど。「~ですわ」とか、「~かしら?」とか。
今では、こんな言葉遣いは聞きませんねぇ。私もしませんし。
それから、三島由紀夫の小説で「老嬢」という単語が出てきたときには、わああと思いました。32歳で、「老嬢」
世の中のとらえ方が違うと、女性のしぐさも違ってくるのかもです。
投稿情報: りっこ | 2011/05/17 07:33