近いうちに書こうかと思っていても、些細なことではつい忘れてしまって他の話題を書いたりする。今回はたまたま覚えていたので、些細で今さらっぽいが書いておこう。
ソチオリンピックに限らずではあるが、我が国の選手が出てこない競技において、アナウンサーは馬鹿じゃないかと思うことがある。それは、
- 「若手の18才~」
- 「ベテランの36才~」
- 「スイスの23才とドイツの25才~」
などというように、年齢を連呼する以外、その選手の特徴はないのか、ということである。類例として、
- 「ベテランの経験~」
- 「若手の勢い~」
などというものもあり、要は「年齢に関したこと」ばかりを連呼するのだ。
おそらく、アナウンサーの手もとには様々な選手にかかわる情報があることだろう。にもかかわらず、選手の年齢やそれに付随することしか言えないのは、馬鹿というよりも無知といった方がいいのだろうか。あるいは視聴者に難しいことを言っても、どうせわからないだろうという馬鹿にした態度なのだろうか。
何にしても、馬鹿丸出しのアナウンサーの実況は、解説のひどさと併せて反吐が出る。せっかく素晴らしい競技を画面で流しているのに、音声は雑音以下。プロ野球中継のように、アナウンサーと解説の音声カットモードをよろしく。
浅田麻央選手の涙を森オリンピック委員長はどのように受け止めたのでしょうか。デリカシーの感覚が欠如した人々の暴言とその後の撤回にはアメリカ人でなくても失望するはずです。古い話で毎度恐縮ですが、昭和20年8月14日の御前会議で終戦が決定されてから大急ぎで詔勅の作成に取りかかりましたが、原案では「戦局日に利あらず」を「戦局必ずしも好転せず」と訂正して前線の兵士の気持ちを汲んだ形になっていますが、当時の政府の枢要の地位に居た人々のデリカシーが懐かしく感じるのは小生だけでしょうか。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2014/02/21 23:33