まったりとした夏休み。しばらくの間、PCやインターネット等から完全に離れていたため、今日は久々のアクセスとなる。
さて、昨日(16日)でベスト16が出揃った第95回全国高校野球選手権記念大会。有力校と言われるところが敗退したり、あるいは実力を見せつけてみたり。またあるいは目立っていなかったところが、本大会で目立つようになったり…。なかなかに本大会も面白いものとなっている。
ベスト16に進出した16校の地域と地方大会参加校と、そして本大会を含む予選からの試合数を列挙した。以前の「1校の格差──第95回全国高校野球選手権記念大会を例に」という記事に示した「1校の格差」で確認した中間(中央)値である66校を基準にすると、66校未満が8校で66校以上が8校とバランスは取れている結果といえる。そして、本大会でも組み合わせによって1試合と2試合の違いがあるので、最も多い大阪桐蔭(大阪代表)と木更津総合(千葉代表)はベスト16に進むまでに9試合を要し、最も少ない6試合の学校とはその差は3試合に達する。中でも、2回戦の鳴門(徳島代表)と修徳(東東京代表)では、鳴門が6試合目であったのに対して修徳は10試合目。地方大会(予選)で最も多い試合を戦った修徳と最も少ない試合で済んだ鳴門という最大格差の戦いを制したのは、試合数の少ない鳴門であって「格差とはこういうものなのだ」と結果で現実を示した。
3回戦における格差対決は、今日(17日)の明徳義塾(高知)と大阪桐蔭(大阪)、明日(18日)の富山第一(富山)と木更津総合(千葉)。どちらも1校の格差に加えて、試合数の差も3試合と多い。単純に言えるものではもちろんないが、結果が出た時点で改めて考えてみたい。
といったところで、今回は簡単にここまで。
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