東急東横線渋谷駅が東京メトロ副都心線と相互直通運転を開始してから、おおよそ5か月が経過した。東横線渋谷駅が地下化されたことで、JR線や京王井の頭線等から離れたことへの賛否両論はもちろん、一方では田園都市線との乗り換えが便利になるなど、交通動線への影響も大きなものがある。この大きな変化は地図上にも表れるもので、渋谷駅周辺の案内図もこのようになっている。
東急東横線(上図中の赤い線)は地下化されたことで、他地下鉄線(銀座線、半蔵門線、田園都市線)と同様の表記になり、JR線と渋谷川に挟まされた狭いところを走っていた高架線の表記が消えている。無論、現時点(2013年8月)において、構造物はそのまま残されてはいる。
ご覧のとおりすっかり遺稿状態であるが、ここから代官山駅方向の高架部もそのままで、線路の撤去工事は進んでいるものの、端から見ればいつ電車が通ってもおかしくないように見える。
だが、Googleマップをはじめとする電子地図は、まだまだ東横線は渋谷駅を含めて地下化はされていない。版元と言うべきゼンリンの電子地図もご覧のとおり(渋谷駅周辺図と方位を同じようにしたので、時計方向に90度(4分のπ)ほど回転させている)。小縮尺のものは単に線だけであるためか(簡単であるためか)、既に地下化表記となっているものもあるが、大縮尺のものはそのままという状況なのだ。
というわけで、いつ地下化表記されるのかを気にしつつ、今回はここまで。
コメント