先週発表されたばかりの東芝dynabook KIRA V832、だが、ちょっとばかり悩んだ末、購入見送りを決めた。既定路線と言えなくもないが、魅力的なMobile PCがなかなか出てこない中、消極的な選択肢として食指は動いたものの、やはり当然の判断となったのである。
私自身は申し込まなかったが、部下の一人がモニター販売にトライし、一昨日(22日)に東芝からの当選メールを受け取ったのを見せてもらったが、ご購入ページURLに記載されていた価格は145,000円。注目の画面解像度以外は貧弱なスペック(Ultrabookレベルでは並)でこの価格というのは、さすがにモニター販売抽選申込者でさえ引いてしまったようで、「XWIN IIさん(本当は私の肩書きが入る)、よかったらこの権利をお譲りしますよ」という始末。無論、私も却下であった。
ちなみにこの価格に3万円ほど上乗せすれば、SSDの容量は倍増し、Core i7(低消費電力版)にもなるわけで、どうしても買わざるを得ないのであれば(苦笑)、多少高くなるがこちらを選択するだろう。モニター販売とうたうのなら、通常販売価格よりも大きく価格を下げるべきで、部下が言うには「せめて10万は切ってほしいっすね」ということであった。確かにそれなら、私もトライする気にはなるだろう。
一応、今日(24日)23時59分(特に明記されていないが、日本時間だと思われる)までに手続きを完了しないとモニター販売の権利が失われるとのことだが、申し込んだ意欲のある者でさえ、145,000円という価格で引いてしまうという現実。単なる特異な例であればいいのだが、さて実際はどうなのだろうと穿ちつつ、今回はここまで。
コメント