4月上旬に登場したPart 1の続きとなるPart 2が、半年を経てようやく発売。北米帰りの部下に頼んでおいたので、発売後、中一日ほどで入手することができた。(Part 1の当blog記事「Windows Internals 6th Edition ... (苦笑)」も参照。)
Part 2の総ページ数は672ページで、上下巻…もといPart 1とPart 2を合わせれば1,420ページほどに達する。面白いことに、ページ数はPart 1の方が60ページ以上多いのだが、本の厚さはページ数の少ないPart 2の方が厚い。理由は、紙の厚さ(重さ)が異なるため。で、分割するのもわからないではないが、原著は合本してほしかった…。とはいえ、半年間待ち焦がれていたので、早速読み始めている。Part 2は、
- Chapter 8 I/O System
- Chapter 9 Storage Management
- Chapter 10 Memory Management
- Chapter 11 Cache Manager
- Chapter 12 File Systems
- Chapter 13 Startup and Shutdown
- Chapter 14 Crash Dump Analysis
ということで、Part 1の
- Chapter 1 Concepts and Tools
- Chapter 2 System Architecture
- Chapter 3 Syetem Mechanisms
- Chapter 4 Management Mechanisms
- Chapter 5 Process, Threads, and Jobs
- Chapter 6 Security
- Chapter 7 Networking
よりも興味深い内容が目白押し。
今回は、邦訳版が日経BP社より「インサイドWindows 第6版 上」として登場する。5th Editionはスキップしやがった(苦笑)ので、6th Editionの邦訳版を出したのはいいが、価格が税込みで7,980円(呆。ついでにいつまで昔の書名のインサイドWindowsにこだわっているのだろう…ってのもある)。いくら邦訳の手間が入るとか、あまり部数が売れそうにない?にしても高過ぎだろうと感ずる(前の第4版は、上が5,800円だった)。今回、私が部下に頼んだPart 2は定価39.99 USドルだが、割引価格で何と22 USドルで購入したという。今、1 USドルが78円ほどなので2,000円しない計算となる。Part 1も同じ価格だったというので、邦訳版との価格差は約4倍にも達しているわけだ。英語がわかるのと日本語のみしかわからないのとでは、こういうところでも格差が発生すると改めて実感した。
といったところで、ザクとうふデザート仕様をつまみながら本書を読みつつ、今回はここまで。
コメント