一週間のご無沙汰です。司会の玉…… と一部世代にしかわからない妄言はさておいて、ロンドンにてロンドンオリンピック(そしてパラリンピック)のパレードが行われたとBBCにて報道された。我が国では東京でパレードが既に行われて久しいが、本来、パラリンピックが終了するまでが所謂オリンピックなのであって、パラリンピックが終わらないうちにパレードを行った感覚が、いかに我が国が無知なのかと言うことを思い知らされたのだった。
その点、パラリンピック発祥の地でもあるロンドンはそのあたりは心得ていて、9日の閉会式後にパレードをオリンピック出場選手と共にパラリンピック出場選手共々行っていた。この差を単に無知の一言で片付けて良いのだろうか。
日本人は忘れやすいという。あるいは水に流すという国民性があるという。鬼畜米英と言っていた人達が、1か月経ったか経たないうちに米英にすり寄るのは高官達ばかりではない。ギヴミーチョコレートといって米兵に群がる子どもも含め、所詮人事他人事、といった感じで昨日までのことは水に流してしまい、忘れてしまったかのように振る舞う。
とどのつまり、パラリンピックを無視してさっさとオリンピックメダリスト「だけ」でパレードを行ったのは、熱しやすく冷めやすいといった愚民相手の演出に見えた。確かに我が国で今、このタイミングでパレードを行ったとしたら「何で今頃?」という声が出てもわかる気はする。国民性の違いなのかもしれないが、そんなことをもやもや思いつつ、一週間ぶりの更新はここまで。
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