今週は予期していなかったこともあるが、急な仕事がドカっと入り、なかなか身動きがとれない。なので、ちょいとあけた更新でありながらも中途半端で後日更新(追記)予定。
上図は、池上電気鉄道が蒲田~池上間を開通させてから五反田まで全通させた時までの駅名及び単線・復線別にあらわしたものである。と、ここまでで後日追記します。
2012年7月15日追記
本文中に後日追記(当初は後刻追記)としていましたが、光明寺駅の廃止時期について考えるところがあり、結局追記できませんでした。光明寺駅の廃止時期については新たに「池上電気鉄道 ─ 光明寺駅の廃止時期」という記事を作成しましたので、こちらをご覧下さい。この結論に立てば、本記事の上図は変わりはないとなりますが間が開いてしまったので別記事として改めて取り上げることとし、本記事は中途半端でありますが、これで終了。タイトルにPreviewと追記することにします。
今さらながら、物凄く初歩的な質問で、すみません。疑問に思ったらどうしようもなくて。
目黒蒲田電鉄目蒲線
目黒蒲田電鉄大井線
でありますが。
池上電鉄池上線……ではないんでしょうか?
いろいろ調べてみても、「池上電気鉄道池上線」という記述は探せなかったんです。
池上電気鉄道は、「奥沢線」も持っているので、
池上電鉄池上線
池上電鉄奥沢線
だと、私は思い込んでいたのですが……
「池上電鉄池上線」という名前は、なし、という認識が正しいのでしょうか。
投稿情報: りっこ | 2012/07/25 12:50
コメントありがとうございます。
基本的、根源的な疑問ほど答が難しいというのはよくある話、ですが、この件については次のように考えます。
1社に1線しかない時……「会社名」線
1社に2線以上となった時……もとからあったものが「会社名」本線あるいは「会社名+路線名」線。新たにできたものが「会社名+路線名」線。
目黒蒲田電鉄は、計画時から目黒線、蒲田線と切り分けていましたが、これは本線というべき大井町からの路線があったからで、目黒~蒲田全通時に目黒線と蒲田線の合成名「目蒲線」を採用。しかし、目黒蒲田電鉄の路線であるので、目蒲電鉄線とも呼称されています。
一方、池上電鉄ですが、こちらは歴史的に本線というべき存在は「大森~池上~目黒(のち五反田)」がありましたが、最初に支線である「池上~蒲田」が開通。蒲田支線と呼ぶべきものではあったものの、社名に採用した池上を付ける方が重要であること、1線しかないのに支線というのも面白くないなどの理由のほか、社名をアピールする意味からも池上電鉄線という言い方になったであろうこと。
そして雪ヶ谷までの延長線、さらには五反田全通までの流れの中で本線・支線の区別がなくなり、五反田~蒲田で池上電鉄線と内外で呼称が定着。奥沢(国分寺)線で別線が登場しますが、あくまで五反田~蒲田は本線と位置づけであり、社名と同じ池上線とする理由がない(略称とほとんど変わらない)。
実際に池上線と呼称されるのは目黒蒲田電鉄に合併されて以降です。ただ、合併当初は目黒蒲田電鉄五反田線と名乗っています。敵対的合併をした池上とは名乗りたくなかったのでしょう。ですが、五反田線という呼称は定着せず、1~2年程で池上線と呼称するようになりました。
なお、認識問題ですが、公式と巷間と異なるのは自明でありますので、回答は立場によって異なると申し添えます。
投稿情報: XWIN II | 2012/07/28 09:40