4月1日、といえば、April Fool's Day。Internetの世界では──というよりは、マイコンいやそれ以前のコンピュータ文化黎明期より、様々なわかる人にはわかる面白いウソ…というには憎めない楽しめるものが数多く登場する。我が国でも今はなきASCII誌がApril Fool'sに因んで、ASCII増刊として専門(専用)誌(途中からは別冊付録化)が発刊されていたのも懐かしい思い出の一つだが、今回のコレは度肝を抜かれた。それが、Googleの提供する「Google Maps 8-bit for NES」である(Google Japan Blogでの紹介記事はこちら)。
動画をご覧いただければおわかりのように、とにかく芸が細かい(セットからしてかつてのファミコンのTV CMを彷彿とさせる)。無論、素晴らしいのはプレゼンだけではない。実際にGoogle Mapsのレイヤの一つとして実装されたドラクエ風マップは、マップチップ自体が軽いこともあって表示もそこそこのパフォーマンスを持つものなら軽快に動作する。
まずは、我が国最大の観光地の一つ、浅草一帯。定番のものが確認できる。東京スカイツリーももちろんあります。なお、「マップチップ+8-bitカラー」(実質32色程度)なので、画像はJPEG形式よりもPNG形式やGIF形式の方が向いている。もし、これを紹介しているWebページなどが画面イメージをJPEG保存しているようだったら「わかってないなぁ」と呟いていいだろう(苦笑)。
そして、洗足池。桜の名所であるのだが、残念ながらマップチップは貼られていない。隣接する小池にはあるというのに…(笑)。こんな感じで世界各地がドラクエ風マップで楽しむことができる。April Fool's Day 限定ネタだとしたら惜しいが、だからこそ限定ネタにとどめておくことに価値がある。
まぁ、とにかく一目見れば、あの懐かしい初期のドラクエの──。グラフィックスやサウンドなど、いやはやオールドファンには懐かしい。若い人たちには温故知新。とにもかくにも、これぞApril Fool's Day ネタといっていいだろう。今年の一番はこれに決まり!と叫びつつ、今回はここまで。
ストリートビューまで8bit化
されるとは!
投稿情報: nikapyon | 2012/04/01 17:02
今日(4月2日)の日中にグーグルマップに地図、航空写真の他に、見慣れないアイコンが表示されていることに気が付きました。クリックするとまるで昔のRPGのマップの様な表示に変わったので、一瞬ウィルスに感染したのかと思いました。なるほど、そういうわけだったのですね。
現在(2日深夜)にはもう表示されていないので、USA時間(西部?)で4月1日の間だけだったようですね。
もうちょっと 遊んでみればよかった^^
投稿情報: こむろ | 2012/04/02 23:36