昨日(23日)夜、第一報で中国高速鉄道が脱線事故を起こしたという報道を聞き、そして今朝起きてみれば各報道機関のニュースで大変な事故だということに驚いたのだが、そのまさにちょうど一年前。こんな事故があったことを思い出した。
「スイス、氷河急行(Glacier Express)脱線死亡事故」
というわけで、上記記事を書いたのは2010年7月24日なので、ぴったりちょうど一年前。事故の規模は、時速300km/h超の超高速鉄道と、時速40~60km/h程度の法令上は高速鉄道という名前だがそれほど速くない鉄道との違いに加え、単なる脱線と衝突して脱線といった大きな違いもあって、今回の中国高速鉄道事故の方がはるかに深刻なものである。
原因究明はこれから当局によってなされていくだろうが、中国が威信をかけて推進してきたプロジェクトでの悲惨な事故は、単なる鉄道死亡事故にとどまらず、今後大きな波紋が広がってくるだろう。だが、個人的にはここでも確実なことは、保険会社の宣伝にしか聞こえないかもしれないが、しっかりした保障のある旅行保険に加入しておくことがやはり重要だとなるだろう。
それにしても、昨日の世界のニュースではノルウェーオスロでの爆弾テロ並びに無差別銃撃事件が数多報道され、夕方にはNHK BS1で英BBCのニュースが同時中継通訳で放映されていたように、大きなニュースが次々と起こる日だった。もし、そのタイミングで事故現場から離れていたとしても、オスロ市内に自分がいたとしたらしばらく国外に出られそうにないなとか、どうやったら出られるかなどとシミュレーションすることで、2~3か月後に予定されている欧州出張に備えつつ、今回はここまで。
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