今朝7時台のNHK BS1「ワールドWaveモーニング」で、私が一番「キテるな~これ」と思ったのは、ロシアRTRのニュースで「イタリア統一150周年式典にロシア大統領が招待された」というもの。そうか、1861年にサルディニア王国によって、統一イタリア王国が誕生したのだった(フランスがこの時に協力の見返りとしてサヴォアやニースを手に入れた)。まだ首都はトリノであって、のちにフィレンツェ、さらにローマとなっていくのだが、イタリア王国成立から150年、というのが現在のイタリアにとって1871年(本当の統一)よりも意味があるのだろう。
さて、それはともかく注目のフレーズは、
「メトヴェージェフ大統領におくられたイタリア統一150周年式典招待状に記されたナンバーは1番」(意訳)
というところで、ああ、これはロシアのニュースとして絶対に取り上げなければならないことだな、と。何でも1番がいいかどうかは別にして、ロシアはイタリアにとって1番とすべき相手なのだ的な話がそれに続いた。単に欧州の中で、東側から順にナンバリングしただけの可能性は否定できないが、受け取る側の気持ち一つでどうとでもなる部分なのでそれでいいのだろう。
まぁ、そんなところで今回はここまで。
フランスでの取引開始の折に立ち寄ったパリのカフェテラスでサボアの合併100周年の新聞記事を読んだことを思い出しました。光陰矢の如しと申しますがもう半世紀も経ってしまったとの感慨に耽っています。ナポレオン3
世もPETIT FORMATと揶揄されていますが、見返りだけはきっちりと頂く転んでもただでは起きない男ですね。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/06/03 10:29
サボア追伸
その後観光案内をを見ると、歴史的背景に関してこの地域の住民はすでにピエモン語ではなくフランス語を喋っていたと書かれていましたが、どこまでも自己の正当性を主張するところが如何にもフランス人らしいですね。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/06/03 18:49