こうも暑さが続くと「涼」を求めたくなるが、冷房の効いた中だけでは健康によくないということで、簡単な散歩がてらにこんなところに。
看板には「東京の名湧水57選」とあって、このちょろちょろ流れている水が湧水というわけである。場所は、東京都大田区田園調布本町39番。旧六郷用水がバブル時代にカネをかけて散策道として整備された中にある(場所をゼンリンの電子地図で示すとここ)。
看板は古くなさそうなので、この中途半端な57選はいかなるものなのか、Google検索で調べてみると、「東京の名湧水57選」一覧表という東京都環境局が提供するページがあり、どうやら平成15年(2003年)あたりに選定したものらしいことがわかった。
57選あるが、東京23区内には16しかなく、ここがかなり貴重な湧水ポイントであることがわかった。また、ここは国分寺崖線にあたるところであるが、57選中には多摩地域を含めればこの崖線に該当するところが多いこともわかる。
たとえわずかな流れでも、湧水を眺めてみると「涼」を感ずることができる。が、しかし、ここに行き着くまでには暑いわけで、まぁ何というか草臥れ儲けっぽいのだが、貴重な名湧水を見ることができたことでよしとしよう。
お暑うございます。
きょうは涼しげなお写真の掲載、ありがとうございました。
私、ちょっと不安になっております。毎日毎日、35度超。ここしばらく雨も見ておりません。我が家の庭は砂漠状態になっております。とても、ジョウロの水では間に合わなくて、お風呂の残り水をバケツで植木にかけているのですが……すぐに干上がってしまいます。
地球は大丈夫でしょうか。日本は大丈夫なんでしょうか。
木々が枯れはじめており、かわいそうでなりません。
ところで物すごく余談になってしまいますが。
目下、東京都市大学(旧武蔵工業大学)図書館にて、月~土(祝日除く)
10月2日まで、
「電車とまち~ 東急電車にみる 走る・運ぶ・展(ひら)く~」
展示をやっています。入場無料です。
「展く」ブースでは、明治期・昭和初期・戦後の地図と鉄道の発達でのまちの形成、変遷紹介、そして当時のまちと駅舎の情景を展示しているそうです。
協賛が東京急行電鉄株式会社と東急車輛製造株式会社です。
さすが、東急グループの大学であります。
行きたいと、ずっと思っておりました(7月からやっています)
でも!!
暑くて行かれません。一度外で気持ちが悪くなり、35度超の気温の中を歩く勇気がないんです。
早く早く、涼しくなってほしい。心から念願しています。
投稿情報: りっこ | 2010/09/04 20:09
大田区図書館に行く道すがら六郷用水に沿ってよく散策しますが、沼部で電車に乗ってしまいますので気がつきませんでした。等々力の滝と同様に昔は私の近所でも崖線の境目から湧き水が見られましたが、都市化と舗装で雨水が滲み込まず大部分が枯れてしまいました。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/09/05 09:19
コメントありがとうございます。
>地球は大丈夫でしょうか。日本は大丈夫なんでしょうか。
>木々が枯れはじめており、かわいそうでなりません。
↑
私見ですが、地球環境は人間程度がどうにかできるものだとは思っていないです。むしろ、人間程度がコントロールできるという驕りの方が気になります。
もちろん、仰せの心配事もわかるのですが、地球環境は常に人間や植物などが住みやすいようになっているものでもありませんし、地球の歴史からすれば人の歴史の短さはあってないようなもの。
刹那的でもないのですが、私は環境とは常に変わるものであり、目に見えるものがすべてでもないのだから、気にするまでもないと思っています。それで滅びるのならそれはそれで仕方なく、滅びないための方策が進化である、と。
>さすが、東急グループの大学であります。
↑
武蔵工業大学が名前を変え、何だかかつての都立大学風の名前。ここが、東急電鉄関係の展示とは…。う~ん、どうなんだろう。
投稿情報: XWIN II | 2010/09/09 20:20