環境が変わると、そこでの付き合いも変わってしまう。Internetが普及した今日において、物理的にではなくても仮想的に会おうと思えばいつでも会える(はずな)のに、いつの間にか疎遠になってしまう。環境、生活、仕事が変わるというのはそういうことなのだろうが、たまに同窓会のようなもので会ったりすると、どうしてこれまで疎遠にしてしまっていたのだろう、と思うことも多い。
無論、こう思うことは仕事の場、だけではない。最近特に思うことは、NIFTY以来、21世紀越頃までに頻繁にお付き合い(いわゆるオフミ)していたものが、ぱったり途絶えてしまい(これは私自身の不義理によるものも多いはず)、いつの間にやら音信不通となり、というものだろうか。
もちろん、Google等の検索サイトを始めとして探す手段はいくらでもある。昔からの名前を使っておられる方であれば(私のXWIN II名義もかれこれ13年、その前のxwin時代から数えれば20年ほどにはなる)、その方のblogやtwitterなどを見つけることは容易であり、やろうと思えばいつでもアクセスできるが、そうでない方(名前変更やそもそもInternetで公開された世界に見出すことが困難)はそれすらできない。
こんなことを考えるのは、死期が迫っているからだろうか(苦笑)。もちろんそうではない(と思う)。理由は簡単で、とある事情からInternet Archiveで色々と調べていたところ、かつて自分が運営していたXWIN II Web Pageの掲示板を見つけてしまったからであった。ここには懐かしい名前(本名ではないが…というか本名を知っていた人の方が少ないが)とやりとりがそのまま残っていて、嗚呼、あの頃はこんなことをやっていたなぁと、ノスタル爺になってしまったからである(笑)。
ネットの付き合いというのは、密接なしがらみなどもなく(通常は)、お誘いも強要するようなものではないので気軽ではあるのだが、反面、不義理を繰り返すだけで簡単に誘われなくなってしまうものも多い。それはそれでいいという結論に達していれば、こんなことは思わないのだが、なかなか疎遠になってしまうと…ということなのである。
と、残暑というのはまだ暑すぎる土曜の朝に、こんなことを思ってみた。
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