そんなわけでサッカーワールドカップ日本代表の戦い第二戦が終了後、注目のデンマークとカメルーンの戦いは2-1でデンマークが勝利。カメルーンが勝つあるいは引き分ける方が日本にとって都合がよかったが、やはり現実はそう都合よく行かないもの。この結果、デンマークとの第三戦だけで予選突破が決まるというわかりやすい状況になった。E組がすべて第二試合まで終了した結果を受け、予選突破の可能性をもう一回だけ考えてみよう。以下、日本を「日」、オランダを「蘭」、デンマークを「丁」、カメルーンを「亀」と省略形で表す。
現在のE組の成績は、以下のとおりである。
現在(日本時間6月20日午前6時現在)
蘭 勝点6 2勝0敗 +3(予選突破)
日 勝点3 1勝1敗 0
丁 勝点3 1勝1敗 -1
亀 勝点0 0勝2敗 -2(予選敗退)
蘭は丁2-1亀の結果、予選突破となり、次の第三戦は消化試合的な位置づけとなった。また、相手の亀も蘭に10点差をつけて勝ったとしても勝点は3にとどまり、日×丁の結果で必ずどちらかに最低でも勝点1が入るので、3位以下が確定。予選敗退が確定した。つまり、蘭と亀は第二戦までで結果が出たことで、第三戦の蘭×亀はどちらにとっても消化試合になったと見ていいだろう。
一方、日×丁がE組の残り1枠を決める決定試合となった。予選突破したチームと予選敗退したチームの試合結果が影響しない以上、このこと自体は言うまでもないことだが、問題はどうなれば日が予選突破できるかである。
これについては上表から明らかだ。現在、勝点で日と丁は並んでいるが、得失点差で日が1点リードしている。つまり、日×丁の結果が引き分けでも日が勝ち上がることができるのである。日が丁に負ければ、もちろん予選敗退となるので、丁は日に必ず勝たなければならない。実力からすれば、日より丁の方が上だが、この第二戦までの状況を踏まえて、どちらが一方的に有利になったとは…ならない…だろう…か。
では第二戦までを終えた段階で整理すると、自明のことだが、次のようなことが言えるだろう。- 第一戦に勝利し、第二戦でも負けはしたものの1点差にとどめたのは大きかった。
- 次の亀×丁では、それほど大きな点差が開かずに亀が勝つと、日の予選突破の目は大きくなるが、丁が勝ったことで「日×丁」の結果だけですべてが決まる。
- 日の予選突破には、蘭と亀はもう何も影響しない。
というわけで、E組は蘭の予選突破が決まり、残りの1枠は「日×丁」次第となった。一番安易な可能性は丁の強さを見せられたことで、丁との直接対決を制さなければならなくなったとなる。だが、日が亀に勝ったことで、こうなるのは最初からわかっていたともいえるので、日本時間25日早朝の日×丁を楽しみに待とうではないか。
デンマーク戦、やりましたねッ!!!
3-1での勝っての決勝進出
一番いい形だったんじゃないでしょうか。
日本人、大喜びの朝になりました。
かくゆう私も、結局4時台から見てしまいました。
前半で2点も取れるなんて、夢のようです
決勝トーナメントも、がんばれ日本!!!!!!!
投稿情報: りっこ | 2010/06/25 05:54