週刊新潮2010年6月10日号(本日発売)のつり広告には、次のような記事が載っているようである。
箱から出しても使えない! 取説なし! 同期? iTune?
なんとなく「iPad」を買ったオジさん「困った使用法」
私もオジさん世代であるが、さすがにこんな疑問を抱くことはない。とはいえ、このようなことはデジャヴだらけである。私の記憶では、もう30年以上ほど前のマイコンブームの頃からそういう話があったことを思い出す。
何でもマイコンを使えば、仕事がはかどるし、経理もばっちり。電卓よりもコンピューターはすごい! みたいにもてはやされ、わけもわからずNECや富士通やシャープや日立等がリリースするマイコンをオジさん達が購入し、結局、BASICを使えないとだめだったとか、使えたとしてもとても業務レベルに耐えるものでなかった(そりゃ8-bitで漢字も出ないんではねぇ)とか。もっといえば、組み立てることもできない(今日に言う自作PCというよりは単なる配線接続レベル)。そんなこんなでマイコン教室が雨後の竹の子状態に…。
以降も色んなことがあったが、我が国の特長は水に流すことなので、同じことがこれからも繰り返されるに違いないが(苦笑)。
「いやぁ。よくわからないけど、二種類売ってたから両方買いましたよ。」
とWindows95発売日の秋葉原での深夜販売に、通常版とWindows3.1からのアップグレード版を両方買っている(おそらくPCは持っていないのではないか?)というオジさんのインタビューを思い出しました。あれは、通りすがりの酔っぱらいだったのかなぁ。
お祭り騒ぎでしたよね。あのときも(私は現地にはいませんでしたけど)。
投稿情報: くらけん | 2010/06/03 21:13
コメントありがとうございます。
Windows 95、秋葉原での深夜販売は前日の午後9時前後からスタンバってましたね(笑)。深夜にあれだけの大騒ぎ(客のみならずメーカまで多数)は、秋葉原においては空前絶後であり、たかがOSの販売(同時に多数のPCもリリースされましたが)にしてはすごいものだったと、当時はもちろん、あれから15年経った今日においてもそう思います。
OSだけ買ってPCを持っていないと思われる人は、深夜販売ではあまり見なかったですが、その日の日中は相当あったような…(笑)。
投稿情報: XWIN II | 2010/06/04 07:19