以前にもふれたが、私の朝はNHK BSの「おはよう世界」とか「ワールドニュースアワー」をながら見としている(だからゴルフ中継っぽいのが延長されたりするとがっかりなのだ)が、今朝は「鳩山首相辞任」という国内ニュースをこの番組でも見る羽目となった。いくらNHKが編集しているとはいえ、世界でそれだけこのニュースが注目されているのもまた事実だろう。
ロシアのRTRに言われるまでもなく、我が国の首相は小泉元首相より以降は一年程度で皆辞任しており、これが繰り返される現状はそもそも何に起因しているものだろうか。国民の世論? マスコミの操作? 政治屋の権力闘争? 政治家VS官僚「組織」? 公約違反? 保身? まぁ色々あると思うが、私は単に国民の側の問題であると考えている。
政策等は見た目は簡単そうに見えても、その実は複雑なものばかりである。それをすべて理解できないのは仕方がないとしても、あまりに鵜呑みしすぎているのではないだろうか。そしてスキャンダル。これは起こす方に責任があるとも言えるのだが、犯罪とは状況によって作られるものであり、自身が犯していないようにしていても嵌められてしまうこともある。それを針小棒大に扱い、それに振り回されるのは自民党政権時代と同じではないだろうか。こういうものにだまされるのは、振り込め詐欺にだまされるのとどこが違うのだろう──。
いや、そんなことはない。という方もあるだろう。だが、年齢階層別人口比、もっといえば投票権を持つ人口比を見れば、高齢者が圧倒的に多いという事実(いわゆる団塊の世代ももう60歳以上)から、高齢者が投票行動を左右していると言っても過言ではない。すべてがそうではないが、日常の判断能力すら欠如しているような、多くの人たちにも選挙権はそのまま与えられたままなのである。このような人たちの自主的な投票行動はともかく、その内容まで期待できるのだろうか。投票会場での怪しい行動はもちろんだが、最近では期日前投票の進展により怪しい行動がしやすくなっているとも聞くが…。
ま、投票権は平等なんだから、そんなことを言っても始まらないし、若年だってこんなやつに投票させてもいいのかよ、と思われる人もあるので仕方がないか。
閑話休題。
BBCの伝えた銃乱射事件のニュースで高橋キャスターが「雑木林」のことを「ぞうきりん」と発音したが、どうにもこれが「象 麒麟」と聞こえてしまい、朝から脱力してしまった(苦笑)。
閑話休題の追伸。
朝7時台の「おはよう世界」では小穴さんが「雑木林」を「ぞうきばやし」と発音。やはり「ぞうきりん」ではヘンだったってことか(笑)。
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