東京大田区に仕事で出張に行くことはそれなりにあるが、JR蒲田駅では下車することはあっても、京急蒲田駅は通過する・乗り換えするばかりで下車したことはなかった。このため、京急蒲田駅が高架化工事で万年工事中であることは知っていても、実際どういう工事が行われているかは駅の中からではわかりようがなかった。
最近、京急蒲田駅高架化に伴い、京急蒲田駅から羽田空港に向かう優等電車の半分ほどが通過するという話を聞いたので、その工事がどんなものなのか。滅多に下車することのない京急蒲田駅であえて途中下車し、昼休み中に散歩がてら確認してみた。
至るところに、というのは言い過ぎにしても目立つところにはこのようなポスターが掲示されており、もうじき上り線が高架化されることをアピールしている。が、そんなことよりも──
隣接する第一京浜国道の拡張工事も平行して進められており、京急線の高架部分と相まって景観が一変したのではないかと思うほど。
それにしてもこの高架線。上下二階建てでその圧迫感たるや、写真では伝わらないほどにすごい。隣接するマンションは、京急ファンだったとしてもこれは勘弁してほしいと思うほどではないだろうか。
圧迫感は、第一京浜国道をわたる高架線も同様で、本線よりはましだが、すごい。
その高架線下は、まだ地上単線が健在の空港線が走る。
最後に呑川にかかる柳橋から京急蒲田駅方向を眺めたもの。それなりに離れているので高架線の圧迫感はなくなるが、おそらく景観は一変しただろう。
それにしてもすごい圧迫感。電車に乗っているだけではわからないと実感して昼休みを終えた。
この、高架の至近マンション、よくOKを出しましたね。
福知山線のときの、あの被害マンションよりも線路に近いんじゃないかと。
騒音や安全、十分な対策がとられているとは思いますが、それにしても……。
蒲田は、昔から蒲蒲線が話題によくなりますが、今回は、空港線なので、JRとは関係ないんですね?
いやしかし、すごいことになっていると、改めて感じました。
お写真、見せていただいて、納得です。ありがとうございました。
投稿情報: りっこ | 2010/05/12 06:02
りっこ様、コメントありがとうございます。それから、昨晩はお手数をおかけいたしました。そして例のA3版12枚の地図の話(コメント)は、すいません。ちょっと本記事と関わりがないかなということで、未公開扱いとしてあります。ご容赦ください。
さて、至近マンションについては、第一京浜国道拡幅に伴うセットバックと京急高架化のいずれも承知の上で建設・分譲(賃貸かも)されているのでやむを得ないかと。あのあたりはほぼ直線、そして何より広軌ですので福知山線の事故のような形にはならないだろうとは思います。ただ、圧迫感は相当なものであるのは確かです。もっとも、人は環境に慣れてしまえば気にならなくなる場合も多いので、常に圧迫感を抱くかは疑問ですが。
投稿情報: XWIN II | 2010/05/12 06:23