東京急行電鉄池上線は、五反田駅~蒲田駅間を走る路線だが、その中心駅はといわれれば、やはり路線名にも採用されている池上駅だろう(目黒蒲田電鉄が池上電気鉄道を合併した当初は、五反田線と称そうとしていたがすぐに池上線と戻したもの、池上の影響力が強かったと思われる)。
その池上駅。顔とも言える駅の名前が、今、長年の風雪に耐えた結果か、こんなになっている。
だいぶ錆び付いている?ように見える。アップにすると、
だいぶくたびれてきているなぁという印象。池上駅を初めて利用してかれこれ20年以上は経っているが、記憶違いでなければほとんど変わっていないように見えるので、その程度は手入れされていないのかもしれない。東急電鉄は、どんどん色んな所が新しくなっているが、例外は池上線(あと東急多摩川線?)のような気がする。
ま、これはこれで味があるとも思えるので、支えが落ちなければいいなと心配しつつ今回はここまで。
池上駅
池上総合病院に通院しておりますが、気がつきませんでした。池上線は継子扱いですか?錆びは表面からでは分からないような腐食が進行していることがあるので落下すれば危険です。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/03/05 09:47
確かにくたびれていますねぇ。それとおっしゃるとおり池上線は東横線などと比べ扱いが悪い気がします。時々五反田-大崎広小路間でコンクリート片が落下しそうな箇所にチョークのようなものでしるしをしてあるところも見受けますし。ただ五反田の連絡通路をやっとバリアフリー化する工事が始まったような感じがします。勘違いかなぁ?
それと大崎広小路の象が驚いて暴れ出すほどのごう音ガードも何か気合いを入れた工事を始める気配を感じます。
投稿情報: 長原在住者 | 2010/03/05 16:44
長原在住者様
五反田と大崎広小路の間のコンクリートの部分は空襲による火災で被害を受けて劣化したために鋼材で補強されています。当時これで十分であると判断されたと聞いています。空襲の時に高架下の木造の建築物が燃えましたがコンクリ部分が残ったのでそれを補強したのでしょう。S字カーブで徐行運転しているので差し支えないと判断されたのでしょう。環状6号の拡張部分に脚が残っていたような気がします。筆者自身も老齢ですので手前の戸越銀座で降りて都営地下鉄を利用しています。最近東側にエレベーターが設けられました。五反田のバリアフリーのポスターもJRの新武蔵小杉駅の開業と同様に東急の駅では見かけません。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/03/05 22:43
コメントありがとうございます。
池上線のほとんどの駅(他東急線と接続する駅は別)は、未だにホームの駅名板がオールドタイプ(灰地に白文字)ですが、東横線や目黒線、大井町線は黒字に赤いラインの入った新しいものに変わっています。
こういうところ一つとってみても継子扱いなのだな、と(利用者数や利益率順なのかもしれないですが)。
投稿情報: XWIN II | 2010/03/10 13:16
お説のとおり、合併後に使い古された初代鋼鉄製ボギー車の100型が投入されて以来、明治45年に新橋工場で製造され、鋼鉄化された150型が補充されただけで、その後もお古の車ばかりで新車が投入されたのはつい最近です。乗客数の推移は知りませんが、以前の様に混んでいないことはたしかです。運転距離も短く加速度を上げてもさして効果がないので諦めています。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2010/03/10 18:50