はじめにおことわり。PSP goは、ゲーム(P3P)しかプレイしていないことをお断りしておく。
ということで、昨日一日持ち歩いた(PSP go稼働時間は総計2~3時間程度)印象を列挙すると──
- 軽い!
- 薄い!
- 液晶画面が見やすい!
- 読み込みが速い!
- ボタンが押しやすい!
- 起動・終了(どちらもスリープモード)が速い!
- AC電源周りがこなれていない
- ネットワーク接続が必須
マイナス面ばかりが強調されることの多いPSP-N1000だが、実際に使ってみて素晴らしいと感ずるのは、何よりも小さく薄く軽い点にある。Nintendo DSシリーズにLLが追加されたのとは逆に、大きめのPSPシリーズにとって小さく軽いというのは必要不可欠なものだと思っていたが、やはりいいものである(私は比較的手が小さいので大きい人にとっては逆の印象かもしれない)。そして、ゲームをプレイして感じたのは液晶ディスプレイの美しさである。さすがに有機EL等には及ぶべくもないが、過去のPSPシリーズはもちろん、画面の汚いNintendo DS系とは一線を画している。しかも、画面サイズが小さくなったこともあり精細さが増し、PSP-3000の時に悪印象だった横縞のようなものはほとんど見られない。
さらに致命的に読み込みの遅いUMDを外したことに加え、Memory Stick経由でなく、フラッシュメモリが基盤に直付けされた効果が発揮されたといえる読み込みと書き込みの速さ。その副作用というとマイナスっぽい言い方になってしまうが、スリープモードへの移行と復帰も速い。やはり、主記憶の速さは正義だ!と実感できる。
そして、薄いことからボタンが貧相ではないかと懸念していたが、これも私的に問題なし。本体のサイズだけ見ると、小さいので両手に持ったときどうかな…と思ったりもしたが、スライドさせて本体が縦方向に伸びるので、うまく両方の人差し指で支えることができ、これまでのPSPよりも持ちやすい。
続いて不満な点。購入して最初に驚いたのが、専用ケーブルによるUSB給電しかAC電源への接続方法がないこと。もちろん、附属ACアダプタには、USBコネクタを接続できるようになってはいるのだが、単なる5V給電でないところに不満を感ずる。これのおかげで、仰向けにごろ寝をしながらのプレイがやりにくくてしようがない。AC給電をしなければいいが、それではなぁ…。
そして、私的には問題はないが、高速ネットワーク接続が必須というのは、人によってはかなり辛いところだろう。無線系を除けば、外部メディアはメモリーカードのみ、あとはヘッドフォン端子と専用コネクタしか搭載されていないので、単体のみでの運用は厳しいのではないだろうか。
こんなところで追記分も含め、今回はここまで。
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