いつものように今朝フジテレビを視聴してたら、CM中に「緊急地震速報」が流れた。最初は、CMなのに「緊急地震速報」もどきを流すとはこのメーカやるなぁと思っていたが、すぐにCMから切り替わった冒頭でホンモノの「緊急地震速報」だとわかった。大塚アナらは「緊急地震速報」が出たことで、しばらく定番コーナーを続けず様子を見ていたが、しばらくして何も起らないことから、そのまま番組を続けた。そして、何事もなかったように刻を刻み、7時になったのでNHKの「おはよう日本」に切り替え。阿部アナがやや緊張した面持ちでいるので、「お! そういや緊急地震速報はどうなったか?」と思い出したところ、やはり最初はこのニュース(事実)を伝えた。マグニチュードは4台で、地震はあったが、緊急地震速報が出るようなものではなく、完全な空振り。
原因はこれから調べるということのようだが、地震なんて起ってからの予想だって外れるもの。それを起る前に予知しようというのが、いかに無意味かをまた知らしめた。まさか、訓練だったというオチではないよな。
[追記]
気象庁のニュースリリース「緊急地震速報(警報)の誤報について(第2報)」によれば、結局、誤報だと認めたようね。しかし、ソフトウェアのセットアップミスとは(苦笑)。委託の弊害、ここにありきだな。
私の場合も携帯から聞き慣れないメロディがぶんぶん鳴ってびっくりしました。20倍も値を間違えるなんて、40 を 4.0 ではなく、0x40 とでも間違えたのでしょうか(笑い)。
投稿情報: josef | 2009/08/26 05:36
josef様、コメントありがとうございます。
不具合の原因はよくわかりませんが(苦笑)。
気象庁の記者会見が笑えた。たぶん、あそこに出てた二名。よくわかっていないのでは疑惑がありあり。そんなことよりも、緊急地震速報の結果(速報を出しました→マグニチュードいくつで、主な地域の震度はいくつでしたくらいのフォローがあってしかるべき)が通報されない方がシステム設計として問題だと思った。
投稿情報: XWIN II | 2009/08/26 06:53
もうご存知かもしれませんが、丸め誤差を切捨てから四捨五入に変更しようとした際に、
加算する数の単位をμmとしなければならないところをmmで加算したために
揺れの数値が過大に算出されたそうです。
で、その変更が加えられたソフトウェアは気象庁の確認無しに更新されていたとのこと。
グダグダ。
投稿情報: AtoY | 2009/08/26 21:03
>それを起る前に予知しようというのが、いかに無意味かをまた知らしめた。
ご存じの事を簡便に記すために書いたのかもしれませんが念のため。
緊急地震速報は予知ではありませんよ。実際に既に発生した地震を,P波(縦波:小さな揺れ)の方がS波(横波:大きな揺れ)より速いため,S波が到達する前にP波を感知して通報するシステムです。
従って,誤報が起きるのはデーターの入力や演算のミスによる異常な予測であります。今回は後者であり,0を1としたのではなく,0.1を1としてしまったのです。
投稿情報: あるふ | 2009/08/27 08:53
AtoY 様、コメントありがとうございます。
ホントのところは気象庁ではなく、セットアップしたメーカあるいは下請けに聞いてみないとわからないでしょうね。確認なし、というのもアヤしいというのは勘ぐり過ぎか(苦笑)。
あるふ 様、コメントありがとうございます。
ご指摘のとおりでありますが、あれを書いたとき、私の意識の中では「東海地震は永遠に来ない(苦笑)」の記事と結びついていたんですね。しかし、本文からはそれを読み取ることなどできはしませんから、ご指摘のとおりとしかいいようがありません。
本文を訂正すると過去の自分を反省材料にできませんので、記事を書いた朝、もう少し時間があればこう書いていたかもしれません。
「原因はこれから調べるということのようだが、地震なんて起ってからの予想(速報する/しない)だって外れるもの。それを東海地震予知のように、起る前に予知しようという行為が、いかに無意味かをまた知らしめた。」
てな感じでしょうか。
投稿情報: XWIN II | 2009/08/27 20:33