東京地方限定なのか、関東近県もなのか、あるいは全国レベルなのかは知らないが、隈取りをしたような睨み付けるような目で、「誰か・見てるぞ」という防犯ポスター(あるいはステッカー)がある。
対象は不審者などだと思うが、基本的にはその町で怪しい行動を取る人への牽制や威嚇のためのものだろう。しかし、秋葉原ではちょっと違う。
「許可なき路上販売はやめなさい。コンピューターソフトの海賊版や偽ブランド品などの販売行為は犯罪です。【違法な行為は逮捕する!】」ということで、ターゲットが明確に示されているだけでなく、逮捕する!とまで明言されている。誰か見てるぞどころか、逮捕する!と言われてしまうのにはびっくりだ。しかも、日本語版だけでなく中国語版(簡体字)までもあるのだ(苦笑)。
その上、連名で万世橋警察署、千代田区、万世橋防犯協会、社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会とあるのだが、気になるのは一般的に町で見かけるこの手のものには町内会関係の組織が入っているものだが、これが含まれていないのである(防犯協会がそうなのかは微妙)。まぁ、路上販売に対するものだから、町の自治会組織は我関せずなのかもしれないがどうなんだろう。
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