多忙ですが、一言だけ。
宮崎県のそのまんまな知事の方は、やっぱり芸能人魂を持っているのだなと実感している。
それは、マスコミ操縦術である。自分の価値を高めるために何をすればいいのか。要は、目立ってナンボの世界であることは、芸能界も政界も違いはない。違うものがあるとすれば、公的な人か私的な人かの違いくらいだろう(苦笑)。思わせぶりな発言、としているが、こんなものはそういう理屈ではない。
そもそもマスコミ報道とは偏向されたものである。取材をしても、その素材をどう調理するかはマスコミの都合で、ありとあらゆるものに変化する。プレゼンをやったことのある方なら自明のとおり、どこにウェイトを置き、結論を定義しさえしておけば、どんな形にも作ることは可能だからである。
それにしても、宮崎県の方は「踏み台」にされることをよほど嫌っているらしい。だが、そのまんまな知事でうまい商売をさせてもらったことは疑いないし、県関係者の多くが知事を「踏み台」にしているのは想像がつく。所詮、お互い様なのだ。
「踏み台」にされ、「踏み台」にする。これでいいではないか。
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