「9.12 安倍首相自爆テロ…(汗)」という記事を書いて一年以内に、もう一度同じことが起こるだろうと思いつつ、1か月ほど前に嫌々ながら内閣改造までしたのだから、さすがに年内いっぱいはやるだろうと思っていた矢先…。よもややってくれるとは思わなかった(苦笑)。
辞任ということだが、そもそも生体反応がなくなって(笑。2006年総裁選での不出馬の際のコメントより)からの首相就任に無理があったように思う。今回も色々言われているが、私の印象としては「すべて他人のせい」にし、「なにもかもが他人事(ひとごと)」という認識しか持っていないように感じていた。辞任会見はまさにそれが極まった(窮まった)感があった。自分を客観的に見ることができるという発言そのものが、他人事としか思っていないという証左だろう。自社の社長がこんなだったら嫌になってしまうが、国民としてはそういう意味合いなのだから、私も嫌になっていた一人なのだろう。
あえて火中の栗を拾ったと言えなくもないが、結果として自爆したのだから、いかんともしがたい。内憂外患だったというのもあるが、これは首相を引き受ける前からわかっていたこと。諸外国から、首相の椅子の軽さ(=国としての軽さ)を印象づけてしまうという最悪の結果について、自覚はあるのかと問いたい。
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