「待ち望んでいたVAIO type Z」(2008/7/16)では、1600x900の液晶ディスプレイということで「行かせていただきます」と宣言。
「VAIO type Zを検討する」(2008/7/20)では、10の理由をあげて購入前の意気込みを語ってみた。
「考え込む VAIO type Z」(2008/7/26)では、実機をちょっとだけさわることができ、キーボードに対する不安が頭をもたげた。
「VAIO type Z 発注(苦笑)」(2008/8/5)で、いきなり発注するとなった。
この20日間、あっちこっちに流れていたのが確認できる。
発表時に1600x900の液晶ディスプレイ搭載で心奪われ、他にどんないい点があるのかカタログスペックをなめまわし、実物をさわってちょっと違うんじゃない?と違和感を覚えたが、やっぱり最初に惚れた、1600x900の液晶ディスプレイ搭載の魅力に勝てなかったという流れである。こうしてみると、異性を求める流れとあまり変わらないようである(苦笑)。
カタログスペックから、魅力に感じたポイントとして10項目を挙げた。もう一度、確認しておくと以下のとおりである。
- 13.1インチ1600 x 900の高解像度液晶ディスプレイ搭載
- 第二世代Penryn(Core 2 Duo T9600)搭載
- 再起動なしでグラフィックスアクセラレータ切り替え可能
- DDR3 SDRAM(PC3-8500)デュアルチャネル対応
- 本体のみで1000BASE‐Tをサポート
- HDMI端子搭載
- フルピッチキーボード搭載(キーストローク2.5mm)
- 標準バッテリで7.5~11時間(カタログスペック)
- 重量1.57kg
- デザインがいい
しかし、わずかであるが実物をさわることで、「フルピッチキーボード搭載」と「標準バッテリで7.5~11時間」は魅力ポイントとして外れた。キーボードについては一時、購入を躊躇する違和感を覚えたので当然だが、バッテリに関しては私の使用レベルで2~3時間程度という実態を確認したので、魅力というほどでもない、という理由である。そして、「冬モデルか春モデルまで待って洗練されてから入手する、という判断も働く」という悩みも、以下に追加する魅力によって打ち消された。
- 液晶ディスプレイの発色が美しい
- 液晶ディスプレイに表示される文字も高精細で美しい
- 液晶ディスプレイ(パネル)の表面に傷がつきにくく拭き掃除に勇気が不要
- チップセットIntel GM45 Expressが65nmプロセスで製造されている
- メモリカードスロット類が前面(手前)に配置されていてアクセスしやすい
また、液晶ディスプレイの話かよ! と言われても、そのとおり! としか答えようがない。キーボードが今一つだったので、そちらばかりをふれていたのだが、液晶ディスプレイの発色はなかなかよかった。つまり、私はもっとも基本的なユーザインタフェースである「画面」にやられたというわけである。
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