到着予定が8月13日ということだったので、出かけようかと思った矢先、宅急便に足止めされた。早速荷物を受け取ろうと玄関先まで出ると、なんとsonystyleの箱を持った配達の人が立っているではないか! よって、出かける計画は急遽中止。せっかくの土曜日なので、セットアップをやってしまおうと…思ったが、家人から鋭い睨みをきかされ、後ろ髪を引かれる想いでVAIO type Zを自宅に置いたまま出かけることとなった。
そして、帰宅。早速、セットアップに取りかかることにした。
いつものsonystyleの箱。持ってみるとかなり軽く感ずる。およそ半年前にVGN-SZ95USを購入したばかりだというのに、年内にもう一回到着するとは考えていなかったが、これこそVAIO type Zの魅力に打ちのめされたものなので仕方がない。家人は呆れて、今度は一人で出かけたようだ(苦笑)。
写真はボケ気味だがご容赦を。大変シンプルな外箱で「SONY」と「VAIO」のロゴの他には、「Personal Computer Z」と書かれているのみである。VAIO type ZのサイズはVAIO type SZよりも小さくなっていることから、外箱も一回り小さくなっている。
外箱を開けると、見えるのはこれ。何てシンプルなんだ。左側にACアダプタ及びACケーブル、中央に保証書や取扱説明書等が入っており、書籍(紙)のマニュアルは、VAIO type SZよりもさらに判型が小さくB5程度の大きさになっている。そして、右側にはバッテリが入っていた。ちなみに、この中箱(トレイ)の下に本体が鎮座している。
ACアダプタとバッテリを並べてみた。今回は大容量バッテリはパスし、標準バッテリとした。理由は本体デザインから考えると、大容量バッテリは今一つに感じたからである。ACアダプタは19.5Vタイプで、VAIO type SZと同じ電圧だが、標準添付されているものより小型化されているが、別売のスティックタイプのものよりは若干大きいものである。
まず、現行Mobile PCとして利用しているVAIO type SZ(VGN-SZ95US)と並べてみた(左がtype SZ、右がtype Z)。プロのカメラマンでないので、うまく比較できない写真しか撮れないが(苦笑)、横幅(長い方)はtype Zの方が長く、縦幅(短い方)はtype SZの方が長い。それぞれの液晶ディスプレイのサイズが、16:10と16:9と、比率の違いが影響しているといった感じだろうか。
次に往年の名マシン、VAIO Zと比較してみた。VAIO Zの上にVAIO type Zを乗せてみると、横幅(長い方)はほぼ同じでびっくり。縦幅(短い方)は予想どおりVAIO Zの方が長かった。
続いての比較は、キーボード入力形態での比較。VAIO Zは日本語キーボード、VAIO type Zは英語キーボードとキーボードレイアウトの違いはあるが、やはりアイソレィションキーボードは特異に見える。まだそこまで極端な見方とはならないが、何となく横長になることで古のHandheld PC、あるいはVAIO C1のようにも見える。
もう一度重ねた状態で、側面から眺めてみる。ご覧のとおり、VAIO type Z(上に乗っている方)は表面積の割には結構厚い。これも往年のVAIO Uほどではないが、小さい割に厚いといった印象で、MacBook Airのような薄さを目指す方向ではないことがわかる。
で、外見を眺めるのはこのくらいにして、バッテリを接続し、ACアダプタ経由でACコンセントに接続。本体右側シリンダ部に位置する電源スイッチをON。
Windows Vistaのセットアップが開始される。液晶ディスプレイは常時点灯や不点灯もなく、1600 x 900の高精細で鮮やかな表示に驚かされる。セットアップ画面など、見ていて面白いものではないが、この画面の美しさを眺めているだけで5~6分ほどのセットアップ時間は終わってしまった。これは、見たものにしかわからないとしか言いようがない(無論、有機ELの画面を見慣れているような方からすれば、美しいと言えたものではないが…)。
この画面の後、セットアップは最終コーナーに向かうようになるが、さすがにセットアップ時間は短い。この後は、Internet接続環境を始め、各種ソフトウェアのインストール…の前に余計なソフトウェアの削除をしたり、あるいはWindows Updateやらデータの移行作業など、時間のかかる作業が待っている。しかし、それもまた楽しい作業と言えるものだ。
というところで、今回はここまで。
すごい、もう到着したんですね!
セットアップやら家族サービスやら(^_^;)お忙しいでしょうが、レビューを待っています~!
投稿情報: 冬_寂 | 2008/08/09 22:12
何事もバランスですからね。
今、北京オリンピックの水泳を見ながら、延々とソフトウェアのセットアップ作業中です(苦笑)。type Zのキーボードからこれを書いているのですが、立ちながらキーボード入力をすると今一つだったのが、きちんと座ってタイピングすればそれほど問題なく打てると気付きました。ただ、今度はカーソルキーが小さいのが気になります。ダイヤモンドカーソル派の方ならば、なぁんの問題もありはしませんが。
では、また。
投稿情報: XWIN II | 2008/08/09 23:04
早速のレビューありがとうございます。Z1との比較、ずいぶん大きさが違うのですね。店頭で独立してみた感じとこうしてside by sideで比較するのとでは全然違います。5年間の技術の進歩(技術の圧縮)には本当に驚かされました。次のレビューが楽しみです。super-πなどの比較もあればうれしいです。
投稿情報: josef | 2008/08/10 00:05
私もZを購入しましたが、予約開始ラッシュに乗り遅れてしまい8月下旬到着になってしまいました(^_^;)
それにしても、今回のZシリーズって本当素晴らしいですよねo(^-^)o
投稿情報: tori15 | 2008/08/17 13:15
tori15 様
コメントありがとうございます。
納期が8月下旬とは…。長野工場がお盆休みに入っていたとすれば、その間はまるまるアウトなので…(苦笑)。私は、どうせ買うんだったらと、解禁されて即発注しました。一応、プレスリリースでは9日出荷となっていましたが、よもや出荷日と同着とは思いもよりませんでした。
ただ、私の例もそうでしたが、あくまで到着予定日は予定日であって、もう少し早く着くかもしれません…と、あまり期待してもいけませんね。
お使いになればおわかりになると思いますが、コストをかけただけの価値はあると実感されるでしょう。待つのも楽しみと思って、がんばってください(苦笑)。
投稿情報: XWIN II | 2008/08/17 18:16