今年はドラクエ30周年らしい。先月末、ようやく11作目の登場となったドラゴンクエストⅪをPlayStation 4版でプレイを開始した。私のドラクエプレイ歴は、ネットワークオンリーの10を除き、すべてリアルタイムで経験済みであるが、段々とドラクエらしさが失われているなと感じつつ、現代に合わせた進化をするべきだとも思っていて、なかなかに立ち位置が難しいだろうと思っている。
まぁ理屈はともかく、面白ければそれでいいので、いつものように前知識なしでスタートした。今時、「ぼうけんのしょ」はないだろうと思うが、伝統芸能だと受容れる。主人公の名前は「てきとう」でいいだろう(苦笑)。ユーザインタフェースも独特のもので、ドラクエ慣れしているプレイヤーならいざ知らず、標準インタフェースも用意してあれば言うことないなと我儘も。
で、ストーリーについては語る気がないので、プレイ感を続けると、今時、声が出ないのかと衝撃を受ける。昨今、スマホゲーですら綺麗なグラフィックスと音声が当たり前と思うのだが、まったく声がない。音がまったくないのではなく、風の音や効果音的なもの等は当然存在するのだが、声がないのだ。おそらく、堀井氏の我儘で付かなかったと簡単に想像がつくが、こういうところは周囲が堀井氏を説得して欲しかった。私は要求する。音声パッチを付けろ!と。まぁ一万歩ほど譲って、シナリオでの喋りは我慢するとして、バトルも鴛鴦状態(そのくせモンスターはギャーギャーうるさいのだ。モンスターかプレイヤー側かどっちの音声が欲しい、と二者択一なら考えるまでもあるまい)。いくら何でも、バトルでの掛け声くらいは入れておけよ、と感ずる。
一方、3Dグラフィックス周りはよくできている。Nintendo 3DS版との違いを持ち出すまでもなく、よくできているだけに鴛鴦状態となっているのが我慢ならないわけだ。
そして、街中を歩いている時の「吹き出し」。白、紫、水色などと分かれているが、よくできていると思う。急いでいるときは、紫だけ、やや余裕があるときは水色まで、すべて極めたいなら白い吹き出しまで確認すればいい。こういうところは、3Dフィールドとなった大きな街でありがたいのは言うまでもない。
続いて、ドラクエで避けて通れないのは、多くの、たくさんのバトル。プレイヤー側の声が一切ないのはダメダメだが、それ以外ではカメラワークがなかなか難しいところと感じている。基本は主人公にフォーカスするのだが、4〜5人にまで増えると全員を見渡しにくくなるという問題が起こる。もちろん、入力待ちの際に変更はできるのだが、1アクションしてしまうと元に戻るので、踊り子衣装のプレイヤーキャラを愛でたいという時にはまったく向かないのだ(それ専用の機能はあるので不満はないが)。
なお、人によると思うが、バトル周りは音声とカメラワーク以外の不満は今のところない。まだ、いかんせん、プレイヤーキャラは全員揃っておらず、5人目がようやく加わったばかりで、ボス戦も、おそらく軽めの中ボス程度だと思うレベル感のものだけなので、早計な判断は避けたい。
まだまだ書き足りないところはあるが、何せ久々のBlog更新であるため、ペースが掴めない(苦笑)。なので、リハビリ的にこの辺で留めておこうと思いつつ、今回はここまで。
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