先ほど、マンデラ元南アフリカ大統領の訃報をニュース速報で聞いた。海外ニュースでは、その動静(入退院等)が長らく伝えられており、映画化の話なども聞こえていたが、ついに巨星墜つといったところだろうか。
マンデラ元大統領に関して、まず思うことは「許す」という姿勢だろうか。流行語で「倍返し」などとまったくくだらない言葉が選ばれる我が国が、本当に情けない、恥ずかしいと感じる(恥じ入る)。特定秘密云々以前に、そういう国民気質こそが問題だと、訃報に接して思う…。
取り急ぎ、今(日本時間6日午前7時)一番詳しいと思われる英BBC Newsの「South Africa's Nelson Mandela dies」のリンクを貼っておきつつ、簡単にここまで。う~む、一つの時代が終わった感……。
XWIN II様
全く同感です。明日は日米開戦記念日ですが、1933年の国際連盟脱退以来マスコミに煽られた大衆を鎮めることは戦争より困難であることを痛感したものです。世界中がテロと報復の切り返しで出口が見えない状況ですが、このようなリーダーの出現を祈るのみです。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2013/12/07 10:18
善し悪しは別にして、直接民主主義が「危険」(ヘロドトス、トゥキュディデスの「歴史」 etc.)だからこそ間接民主主義が発展しているわけですが、歴史を振り返ればその間には絶対君主制や封建制など様々な制度がありました。国民の声、とは言いますが、インターネットで草の根の声が届きやすくなったとはいえ、結局は「自分の頭で考えていない煽動の声」が大きくなっただけとも言えます。
政府であれ、マスコミであれ、何であれ、鵜呑みしないことが求められますね。
投稿情報: XWIN II | 2013/12/08 10:36
XWIN 様
お説の通りです。小生も小学生のとき、英米よりの発言をして集団リンチ直前の仕打ちを受けたことを思い出しました。昨今のアテネの市民の争乱を見て、これが恩人のペリクレスを弾劾したアテネ市民の末裔で、2500年たっても反省のかけらも無いことを思い知らされました。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2013/12/08 15:49