最近の「艦これ」ブームの影響で一部書籍・雑誌類が入手困難となっているが、コンプティーク誌もそのうちの一つ。普段、購入する雑誌ではないのだが、30周年ということから何としてもこの記念号は入手したいと思っていた。だが、書店曰く、予約のみで完売だとされ転売屋価格に成り下がった…いや価格でいえば上がりきったふざけた価格で手に入れるのも何だと考え、今回は仕方が無いかと半ば諦めムードでいた。しかし、記念号ということか最近は再版しても利益が出ると踏んだのかはわからないが、書店で再版分が出回り始め、ようやく入手できた。
どうやら特集や付録に「艦これ」関連のものがあったための人気だと、本誌をざっと見てわかったが、私には関係がない。注目は30周年関連の記事で、歴史やインタビュー記事はいずれも読み応えのあるものばかりであった。私は創刊号からしばらくの間、毎号購入していた読者だったので、最近の(というかかなり前からの)コンプティークはまったく興味の対象外となって久しい。だが、さすがに30周年記念関連の記事は、往年の読者である私でも楽しめるものだったし、最近の傾向もなるほどなぁ~と感心して読了した。
さて、もう一つはファイナルファンタジーXIIIの3作目となるライトニングリターンズ。正直、これって面白いのか?と感じている序盤だが、世界の狭さを感じさせないように時間制限を設けたり、同じところを何度も通らせるようなシナリオやシステムが見苦しい。確かに、3Dで世界を作り込むのは時間もコストもかかるのは当然ではあるが、オープンワールドもどきで一人で何もかもやってしまうというのはどうしても「狭い」「貧弱」だと感じてしまう。バトルシステムも、XIII、XIII-2と比べて工夫の余地がほとんどなくなってしまい、一人がすべて、の限界が垣間見える。単純なアクションゲームのシステムを採用した方がよかったのでは…とまで思うのだ。まぁ、グラフィックとサウンドなどはさすがだとなるのだけれど。
といったところで、今回はここまで。
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