巷では人気らしいワコムさんの液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」。20インチ級のものは、私の使い方では明らかに豚に真珠レベルでしかないので小さいものがほしかった。なので、発表直後に予約をし、発売日当日に入手した。甘えでしかないが年度末当初は多忙だったこともあり、会社経由で購入(無論、自腹)。無事に発売日に入手した。
パッケージからして高級仕様。表面はマット風仕上げで、Apple社製品などによく見られる印象だ。これをあけると幕の内弁当のように何段かにわかれ、仕切られた中に本体やケーブル群が入っている。
タブレット本体とご対面。比較対象としてKindle Paperwhite。13インチクラスなので、iPadなどよりも一回り大きいが、7インチ程度だと4倍程度の差が…。
ペン入れやペン立て、そしてペン本体そのものも高級感漂う。やはり、ヒューマンインタフェースはこうでなくてはね、と思う。
さて、今でこそタブレットといえば、iPadやAndriod系のものを指すことがほとんどだが、ペンタブといえばかつては本製品のようなものを指していた。また、かつてという言葉を使うが、1990年代には私もそれなりに使っていたことがあり、ペンタブの文法は承知しているつもりだが久々なので当然不安はあった。だが、マニュアルを読む限りさらに敷居は低くなっているようで一安心。あとは実際に使ってみてどうかということだけだ。
今の人にはあれだが、やはりPlug and Playが当たり前になったことと汎用インタフェースが充実したことは大きい。本製品もPC側にはUSBポートとHDMIポートが一つずつあれば接続でき、ほかAC電源があればすぐに使用できる(もちろん、デバイスドライバ等のインストールもあるが)。専用インタフェースでは応用が利かないし、使い回しも悪い。また、IRQとかメモリアドレスなどのバッティングも心配もない(厳密に言えば全くないわけではないが、ほとんど無視して差し支えないレベル)。今でも敷居の高い人には高いのかもしれないが、マニュアルとオートマ以上の違いがそこにはある。
と、ほとんどCintiq 13HDのことはふれず仕舞いで終わるが、せっかくの嵐の後の日曜日なので、ペンタブと戯れるのはまたの機会としつつ、今回はここまで。
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