え~と、前回の記事が17日だったので9日ぶりとなりますか。仕事の多忙は相変わらずだが、年末に向かってようやく落ち着きを取り戻しつつある…ような気がする。
さてさて、そんな状況下でKindle Paperwhiteは大活躍である。上着のポケットに常時入れて持ち歩いているが、ちょっとした時間に様々な本を読むことができるというのは、多忙の中では大変ありがたい。特に、洋書については本当にたくさんの電子書籍の中から選んで購入できるというメリットは大きく、しかも安価であるので、洋書の重さ(中でもシステム開発関連書籍)を実感する私としては、これも大変にありがたいとなる。
で、Kindle Paperwhiteにおける自炊PDFについては、その活用を諦めた。Kindle Paperwhiteの画面サイズは、まさに文庫本サイズそのものであって、これよりも紙サイズの大きなものはどうしてもホンモノよりも小さくなってしまう。拡大すればいいじゃないかというのは、Kindle PaperwhiteなどE Inkを使っているものでは論外だ。紙に印刷されている活字と比べて、ディスプレイに表示される文字は、私のように30年以上かつ普段から見慣れていても見劣りする。これはE Inkでもしかりだ。
なので、文庫本よりも大きなサイズの本を自炊によってPDF化したものは、解像度や縦横サイズをKindle Paperwhiteに最適化したところで、紙の本よりも小さくなっては見にくい以外の何物でもない。これが画面サイズが10インチ級となるiPad、しかも解像度の高いRetinaディスプレイであれば、文庫本はもちろんA4判に近いものでも問題はなくなる。Kindle Paperwhiteはあくまで電子書籍を読むためのものだ、とこの10日間ほどで実感したのである。
といったところで、今回はここまで。
コメント