池上電鉄90周年目前特集は一回(くらいの予定)お休みして、昨日(1日)SONYから発表されたVAIOの2012年秋冬モデルについて。
SONYは昨日、プレスリリース「タッチによる直観的な操作で新たな使い方を提案 タブレット形状での使用もできるVAIO® Duo 11や画面の角度を自由に変更できるVAIO® Tap 20など Windows® 8搭載 VAIO秋冬モデル 全6シリーズ22機種 発売」を発し、Windows 8を搭載したPCを発表した。Windows 8のリリースが今月26日であることから、すべてこの日以降の出荷となる。
注目は、ギミックが面白いVAIO Duo 11だが、残念ながら私の興味対象外。11インチでフルHDというのはいいが、パフォーマンスが今一つ。タブレットならいざ知らず、PCとして使用するには物足りない。サイズ的には仕方のないことはもちろんわかってはいるのだが。そして、これも新シリーズとなるVAIO Tap 20。家族みんなでタブレット的に楽しむほか、デスクトップPC然としても活用できるのは、タッチ対応のWindows 8の進化にあわせたものだが、ノートPC形態にしか興味がないのでこれも対象外。
そうなると、残るのは従来シリーズの発展版…いやWindows 8搭載版となるが、一瞥すると──
VAIO Tシリーズ、VAIO Eシリーズ、VAIO Lシリーズ、………
え? これで終わり!? SONY自称、革新のモバイルのVAIO Zシリーズがないぢゃん(苦笑!)
あの、醜悪の紐(Power Media Dockのこと)付きモバイルもどきVAIO Zは、直前の最新モデルでさえ、Windows 8のアップグレードへの対応が困難だとなっている。だからなのか、それとも打ち切り(仕切り直し)となったのかはわからないが、Ultrabookを越えるだけのものを出さない限り、VAIO Zを名乗るのはもうやめた方がいい。そんなことをプレスリリースを見ながら感じつつ、今回はここまで。
どこぞやで、ソニーの関係者が「Zの開発は試みたけどキャンセルした」って言ってましたから、次は出るんじゃないんですかね。分離に懲りたちゃんとしたモノが(笑)。
本命は、次々世代5~6月春夏モデルのHaswell待ち(来初春のモデルは厳しいかなと)ってとこですかねぇ。
投稿情報: 夢望騎士 | 2012/10/04 08:44
コメントありがとうございます。
分離云々もあるのですが、独自ハードウェアのソフトウェアサポート能力の低さに問題があるのでは、と。Apple社のようにハードとソフトの両輪が噛み合えば、独自ハードウェアもどうということはないのですが、基本アーキテクチャがあまり変わっていないWindows 8への対応に汲々としているのではねぇ…。今のVAIOは噛み合うどころか、噛み合わせすらできていないですから。
投稿情報: XWIN II | 2012/10/05 22:20