東京横浜電鉄(武蔵電気鉄道)が田園都市株式会社及び目黒蒲田電鉄の統制下に入って、田園都市事業を開始することになるが、その中でも大きな分譲地開発が菊名分譲地である。
この菊名分譲地は、もちろん菊名駅あってこそ。菊名駅は、1926年(大正15年)2月14日に東京横浜電鉄神奈川線の開業と同日に誕生した。現在のJR横浜線の菊名駅は、これに遅れること約半年後の1926年(大正15年)9月1日に開業。翌年には、地図上に見える両社線をわたる菊名連絡線もつくられた。
この地図は昭和初期のものだが、現在も街区は基本的に変わっていないので、中心部に移転に応じなかった家屋があったことで分譲地の道路パターンが不揃いであることが確認できよう。
と、今回も簡単だがここまで。
大岡山を出て田園調布の亘線を経由して小型の電気機関車に引っ張られた貨車が連絡線を通って横浜線に押し上げれている光景を思い出しました。今日と異なり連絡通路が無く乗り換えに不便でしたが、新横浜駅のお陰て大部便利になりました。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2012/03/16 16:29