PlayStation Vita(以下、PS Vita)が発売されて20日が経った。この間、私も含め慣れていないユーザが初物故の困難等に見舞われているが、これはいつものことであるといえる。今では大ヒットと位置づけられるPlayStation 2も、出足は散々で一年程度でモデルチェンジを3回(数え方によっては4回)も行っていた。最初の頃のゲームもいまいちというか、あからさまに急いで出しました感が強く、いくつか購入したものの失望したのが多かったのもまた事実であった。この間、PlayStation 2で行っていたことは、まだ物珍しかったDVD Videoを再生したり、PlayStation用ゲームをプレイしていたのであった。
PlayStation用ゲームは画面のアップデートコンバートの恩恵もあって、PlayStationでプレイするよりも良好であったことから、PlayStation 2で成熟したPlayStation用ゲームを楽しんでいたという流れである。これは、PLAYSTATION 3にも最初のうちは引き継がれたが、今では失われており、PlayStation 3の残念な点であるがPS Vitaでは同じ轍を踏まないよう、PSPとの後方互換性に配慮が成されている。
──とここまで引っ張ってくればおわかりのとおり、現在、私がPS Vitaでプレイしているものは専らPSP向けゲームである。PS Vita向けのゲームもご祝儀で購入したものもあったが、どうにもこうにも…(苦笑)。これは新プラットホームによくあることだが、時世的に気長にやってはいられないはずなので、それなりに期待を持ちつつ、今回はここまで。
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