のんびり更新が続いていますが──、今回もフランス旅行編。他の話題も取り上げたいのですが、そこは様子見で。
ヨーロッパ文化財の日。この日ばかりは、大手を振ってパリ市警に入ることができるということなので、早速向かってみた。いつもと違ってお祭りムードいっぱいのパリ市警周辺。
こんなふうにフレンドリーな感じで、パンフとかも配ったり。警察にようこそ、といわれて入ることはほとんどないが、警察関係者の皆さんが自身も楽しんでいる風で、観光客の私たちも楽しくなってくる。
普段乗ること、いや跨ぐことも許されないパリ市警の白バイにも乗る(跨ぐ)ことができたりする。ミィハァだが、無論私も記念撮影を行った。また、イケメンポリスとも「市民の平和を守る!」みたいな感じでがっちり握手した写真も撮ったりして(苦笑。もちろんここに掲載はしません)。ありがとう、パリ市警の皆さん。
で、さすがにパリ市警のどこでも自由に入ることができるわけではなく、地味な入り口を抜けた先が指定された室内イヴェントスペース。
中はパネル展示が主。このような写真パネルが圧倒的(高さは私の身長よりもはるかに高い)。パリ市警の活躍するビデオ上映もあったりして、私たちはこんなに頑張っています的な印象もあるが、とにもかくにもかっこいい! ここには載せないが、米国アイゼンハワー大統領が来仏しド・ゴール大統領がそれを迎えるイヴェントがパリ市警ご自慢のようで、これに関するスペースが最も大きなものだった(今から50年ほど前のものだが)。
パネル展示のうちには、写真のみならず、要人警護のプラン図なども。
そして往年の方には懐かしの、いわゆる青焼き。指令文書などもこんな感じでパネル化されている。
要人警護の車列。時代によって、そして要人の重さによって?か、様々なパターンがある。これにも何々式とかあるのだろう。
実物展示は少ないが、かつての警察官制服やバイクの展示も。なかなかに興味深い展示ではあったが、楽しさという点では室内展示よりも屋外の白バイコーナーなどがよかった。とはいえ、こういった歴史を示すようなパネル展示も捨てがたく、それ以上に限定されたスペースではあるが、普段入ることがままならないパリ市警に入ることができたという点だけとっても有意義なものだった。
といったところで、今回はここまで。
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