今年もおやぢの夏がやってきた。第93回全国高校野球選手権大会が本日開幕し、開会式に続いて現在開幕試合のTV観戦中。健大高崎 VS 今治西は高校野球独特の「流れ」が、目に見えて感じ取れる試合でなかなか面白い。
現在4回裏の攻撃中で、3点のビハインドだった今治西があることをきっかけに5連打で4点もぎ取り逆転。その後、送りバントで2死2塁の後、タイムリーツーベースヒットが出て一挙5点。「流れ」を止めることのできない健大高崎は、投手交代(既に今治西も投手交代済)したが…。
投手交代後、安打が出たが浅いセンター前ヒットで2塁ランナーにゴーサインを出すのは「あれ?」と思う展開で、やはりランナーは本塁で憤死。もしかしたらこれで今治西は「流れ」を自ら捨て去り、健大高崎に「流れ」が戻るのか…。
しっかり今年も週刊朝日増刊号の「甲子園2011」を手元に置き、TV観戦と洒落込むおやぢの夏。多忙な平日を他所に休日くらいはおやぢの夏を堪能したいと祈念しつつ、今回はここまで。
午後1時追記
いやはや今治西ペースで行くと思ったら、9回にドラマが待っていた。よく頑張っていた今治西投手の球が最終回ということでか、かなり甘く入ってくるところを見逃さずに痛打した健大高崎の打者諸君は流石。同点となったところで、ノーアウト3塁がツーアウトまで行って「流れ」が変わったかと思ったところで詰まりながらも逆転のレフト前ヒット。解説もありがちな「気力」という言葉を使っていたが、私も同様に感じた逆転打だった。
その裏、エースナンバーをつけた左腕横手投げの変則投法に左打者は合わず、右打者も見逃し三振でツーアウト。最後の左打者も力のない打球でファールフライでゲームセット。
「流れ」というものをまさに感じた開幕戦。ナイスゲームでした。どちらの選手・関係者の皆様お疲れさん!
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