昨日(20日)はうれしいニュースが飛び込んできて真っ先に取り上げたかったのだが、積み残しの記事を忘れてしまう怖れ(苦笑)があり、それを優先した結果が今日になってしまった。しかし、めでたさは何ら代わることはなく、素直に関係者の努力に敬服する。そう、2004年の地球シミュレータ以来となるスーパーコンピュータTOP 500の見事1位に「京」が輝いたのだ(理化学研究所のプレスリリース「京速コンピュータ「京」が世界1位に -世界最高性能8.162ペタフロップスを達成し、TOP500リストで首位獲得-」を参照)。この手のニュースはあまり一般ニュースでは取り上げないものだが、さすがに事業仕分けで流行語となった「2番じゃダメなんですか?」という蓮舫氏の大放言にかかわったものとあって、ほとんどのニュースで取り上げられたのはもちろん、関係者の喜びは一入だったろう。私も同じ業界に身を置くものとして思いっきり溜飲を下げさせてもらった。(あの蓮舫氏の大放言に対して、「だったらタカラヅカではトップも2位も似たようなものなんですね」と切り返したかったものだ。)
今、民主党政権は末世独裁者の菅氏をどうすることもできず、ますます行き詰まり(息詰まり)感が漂っているが、こういう地道な努力(下積みというかベース)があってこそ世界1位という成果が達成できると証明して見せたことを、国民の代表とされる人たちに身をもって教えた(伝えた)と思いたい。要するに「付け焼き刃」や「鵜呑み」ではダメであり、政治主導などというマヤカシは捨て去り、しっかりと裏付けのある専門家に任せる時が再び(何度目?)やってきたと解すべきだ。
ま、そんなことはともかく、久々に明るいニュースが飛び込んできたことで、アホな条件闘争を持ち出す菅氏の生き様(死に様)を不快の念を持った気分が若干でもよくなったことはありがたい。そんなところで今回はここまで。
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