街中にあっても、なかなか気にもとめないものは意外に多い。もちろん気になる方は気になるのだが、圧倒的に気にもとめられていそうにないものを今回は取り上げる。それが観測井(かんそくせい)だ。
一見遠目に見ると簡易公衆トイレ?みたいな感じだが、これが東京都目黒区青葉台三丁目6番にある「目黒観測井」である。ゼンリンの電子地図で示すと以下のとおりとなる。
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観測井は、地下(地層)の収縮量や帯水層の地下水位を観測するために設けられた井戸であり、この場所に設置されたのは1994年(平成6年)3月。主に地盤沈下(隆起)の状況を確認するために、東京都(たぶん建設局?)によって設けられた。それまではいわゆる江東デルタ地帯など、低地に設けられることがほとんどだった観測井だが、最近では必ずしもそうではなさそうだということか。
そんなところで、今回はここまで。
地下水のレベルの変化と直下地震との関連が云々されていますが、参考にしているのでしょうか?
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/05/03 16:57