今日午前、爆発事故を起こした福島第一原発3号機は、既に爆発事故を起こした1号機と違って、使用済み核燃料を再処理し、プルトニウム混ぜて扱う「プルサーマル発電」を行っているはずだが、ニュースではあまりこのことに関してふれられていないようである。(参考記事 asahi.com「プルサーマル発電開始 福島第一原発3号機」)
参考記事によれば、プルサーマル(和製英語だろな、これ)発電を開始したのが2010年9月24日とあるので、わずか半年程度で終わったことになる。が、そんなことよりも1号機と3号機の爆発事故のレベル差よりも、発電施設としての意味合いの違いをきちんと説明すべきだと思うのだが…。
2011年3月26日追記
やはりこの3号機は原子炉付近に致命傷を負っている可能性が指摘されてきた。よって、爆発事故当日にNNNで放映されたニュース画像を以下に貼っておく。
どう見ても3号機は水素爆発だけではないだろう…。これが10日以上遅れて汚染水によるベータ線熱傷と見られる被害者が出てからの公式発表。楽観視と海外から批判されても仕方あるまい。また、この映像も大手メディアでは事故当日以外にほとんど流されないことも…。
今にして思えば、小学校の国語の教科書に村長が干してある稲の束に火を放って村民を高台に誘導して津波から救った話が掲載されていたことを思い出しました。私の父も子供の時分に芝居小屋で波を模した大きな布を下から突き上げて三陸の大津波のアルバイトをして只で芝居を見た話をしていましたが、たびたび大きな犠牲者が出ていたことは、周知の事実です。たしかに原発の設置場所は皆が忌避するので冷却水の関係もあり入り江の奥に設置せざるを得ないこともまた事実ですが、決して簡単ではありませんがこの機会を捉えなんとか地震の危険の少ない所に設置するとか水力発電用ダムをまた建設する様にコンセンサスを得る様に世論を誘導することもひつようかもしれませんね。
投稿情報: 木造院電車両マニア | 2011/03/14 21:08