昨日午後に発生した大地震は、発生から今朝までにかけて激甚災害であることを否が応でも認識せざるを得ない報道が続いているが（関東地方においては地上デジタル放送では放送大学以外はすべて地震特別番組）、これは世界の報道も同じである。米ABCやCNN、英BBC、仏F2などもトップニュース扱いで、中でもFrance F2は11日（日本時間12日）20時のニュースで、トップ扱いなのはもちろん、時間の半分以上をかけて分厚い報道を行っていた。だが、それ以上に私が驚いたのは──
番組冒頭に何やら日本人らしき方が！
しばらくニュース報道が続いているうちに、ついにこのお方にキャスターから話が振られた。誰だ？
「YASUO SAITO」という名前で肩書きは「AMBASSADEUR DU JAPON FRANCE」とあり、何と我が国のフランス大使であることがわかった。当たり前だが、流暢なフランス語でキャスターとの受け答えを行っていたが、駐仏大使が呼ばれるほどの事態であることがフランスでの受け取り方なのだろう。一連の報道で、仏サルコジ大統領は我が国に対してお見舞い的なコメントを発し、EU議会においても積極的な発言をされたとのこと（フランス語への理解が今ひとつの私ゆえ、誤っている可能性もあるが）。
そんな感じで、世界の報道のトップニュースになるほどの大事が起こっているのだと自覚しつつ、今回はここまで。
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